15年度税収、24年ぶりの高水準54・5兆円。
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《15年度税収54・5兆円、企業業績回復で伸び》
2015.01.07 読売新聞
政府は6日、2015年度一般会計予算案の歳入の原案を固めた。
歳入の半分以上を占める税収は54・5兆円と、14年度当初予算(50・0兆円)より4・5兆円増える。企業業績の回復で法人税収と所得税収の大幅な伸びが見込めるためだ。過去の税収(決算ベース)と比べると、バブル崩壊直後の1991年度(59・8兆円)以来、24年ぶりの高水準となる。
15年度一般会計は、日本銀行からの納付金や国有財産の売却などで得られる「税外収入」を5兆円程度見込む一方、財源不足を補う新たな国債の発行額(借金)を37兆円台に抑え、総額96兆円台後半とする方針だ。財務省が各省庁と歳出を最終調整し、政府は予算案を14日に閣議決定する。