《MSが戦略転換、「ウィンドウズ10」無償提供》
2015.01.22 読売新聞
【ニューヨーク=越前谷知子】米マイクロソフト(MS)は21日、今年半ば以降に発売予定の次期基本ソフト(OS)「ウィンドウズ10」を、「ウィンドウズ7」以降の利用者に無償で提供すると発表した。
MSは、新しいOSを有償で提供してきた従来の戦略を転換し、無償で更新できる他社に対抗する。
21日の発表会で明らかにした。無償提供は発売から1年間。
「10」は、マウスやキーボードで操作するパソコンで使いやすくしながら、スマートフォンなどとの連携を強化した。スマホで導入している音声による操作補助機能「コルタナ」をパソコン向けにも展開する。また、新しいインターネット閲覧ソフト「プロジェクト・スパルタン」は、スマホとPCの共通で、画面にペン型端末で文字や記号を書き加え保存することができる。
発表会では、立体映像などを見ることができる眼鏡型の端末「ホロレンズ」も披露された。