我が国の対中投資は保護されないリスクが極めて高い。減少は妥当です。
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《中国、日本からの投資15・9%減》
2015.03.17 ZAKZAK
中国商務省は17日、1~2月の日本から中国への直接投資実行額が前年同期比15・9%減の6億ドル(約730億円)だったと発表した。通年で約4割減だった昨年と比べ減少幅が縮小したものの、投資が振るわない状況が続いている。
中国では人件費が上昇しており、製造業を中心に国内で生産する利点が少なくなっている。事務所や工場の賃料も高く、海外進出先として東南アジアなどを選ぶ企業が増えているとみられる。
商務省の報道官は記者会見で、投資に占める製造業の割合が減る半面、サービス業は増えていると説明し「日本の一部製造業は中国の外へとシフトしているが、大騒ぎするほどのことではない」と述べた。
米国から中国への投資も31・8%減と大きく落ち込んだ。半面、香港や韓国、フランスなどからの投資は増え、世界全体から中国への投資は人民元ベースで17%増となった。(共同)
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20150317/frn1503171606006-n1.htm