《飛び地160か所の交換合意…国境線が画定》
2015.06.07 読売新聞
【ニューデリー=石田浩之】インドのモディ首相は6日、バングラデシュの首都ダッカでハシナ首相と会談し、両国相互の約160か所に上る飛び地を交換することで合意し、国境線を画定させた。
インド外務省などによると、インドがバングラデシュ側に持つ飛び地は約110か所、バングラデシュがインド側に持つ飛び地は約50か所で、それぞれ相手側に譲渡した。
両国は1974年に国境画定協定を締結。2011年に飛び地を交換する具体的な内容でも合意しており、インドは今年5月、国内法の整備を終えていた。