テキサス親父、カリフォルニア州教育局に、慰安婦の「強制のウソ」について抗議・説明する電子メールを送ってほしい、と日本に呼びかけ。有り難いです。
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《【痛快!テキサス親父】米高校で嘘の「慰安婦教育」改正案 “創作話”を教えるなんて許されないぜ》
2015.12.25 ZAKZAK
メリークリスマス! 今年も残すところ1週間だ。みなさんにとって、2015年はどんな年だっただろうか。俺は、日本に行くことができたし、新たな本の出版や講演会、国連での活動などで日本の人々と関わることができて、さらに日本が好きになったぜ。
こうしたなか、また米国内での慰安婦問題に関する情報が飛び込んできた。カリフォルニア州の公立高校10年生(=日本の高校1、2年生に相当)に17年度から導入される歴史・社会科学の教育カリキュラムの改正案に、新たに慰安婦問題が盛り込まれ、「慰安婦=性奴隷」と説明されているというんだ。
俺はすぐ、州教育局が18日に公表した改正案を読んでみた。そこには、「いわゆる性奴隷の慰安婦たちは、戦前や戦時中に領土を支配した日本軍に連れていかれた」「慰安婦は制度化された性奴隷、あるいは20世紀最大の人身売買の例として教えることができる」「慰安婦の総人数については諸説あるが、日本の支配下では、何十万人もの女性が強制的にこの状態におかれた」と書かれていた。
史実や証拠を無視した記述というしかないぜ。
この連載でも何度か書いたが、米陸軍が太平洋戦争中の1944年、ビルマ(現ミャンマー)で朝鮮人慰安婦から聞き取り調査した報告書には、「慰安婦は戦時売春婦以外の何者でもない」「慰安婦たちは高給取りだった」「自由であり兵士たちと娯楽を楽しんだり、家には蓄音機も持っていた」などと書いてある。
カリフォルニア州は自国の公文書を無視しているのか?
今回の改正案への記載は、州教育局が11月に開催した「歴史・社会科学のカリキュラム改正のための公聴会」に、韓国系教育関係者らが参加して要請した結果だという。本当に執念深い連中だ。一方的な“創作話”をうのみにして、未来の米国を支える若者たちにウソを教えるなんて、許されないぜ。
大体、数十万人もの女性が強制的に連れて行かれたのに、韓国の男性は指をくわえて見ていたのか? 日本の元軍人に話を聞くと「強制などする必要もなかった」「高給を稼げる仕事で人気があった」と話しているぜ。日本政府も国連で「慰安婦を性奴隷との表現は不適切」と明言している。
州教育局では来年1~2月、電子メールなどで一般から意見を聴取し、5月ごろに再度公聴会を開催するという。俺は、これまで集めたさまざまな資料や、国連での状況をまとめて送るつもりだ。可能であれば、5月の公聴会に出向いて、この問題の異常さについて説明したいと考えている。
日本のみなさんも、ぜひ、州教育局に「慰安婦の存在自体を否定しているわけではない」と前置きしたうえで、慰安婦の「強制のウソ」について抗議・説明する電子メールを送ってほしい。
親愛なるみなさんと、日本と米国に神のご加護がありますように。被害者ビジネスを許してはならないぜ。
では、また会おう!
■ トニー・マラーノ 評論家。1949年生まれ。テキサス州在住のイタリア系米国人。サラリーマンを定年退職後、動画サイト「ユーチューブ」などで連日、評論活動を行っている。世界のあらゆる“悪”と戦う「プロパガンダ・バスター」でもある。大変な親日家であり、日本でも圧倒的ファンを獲得している。自著・共著に『テキサス親父の「怒れ! 罠にかかった日本人」』『素晴らしい国・日本に告ぐ』(ともに青林堂)など。
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20151225/dms1512251140007-n1.htm