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流石、英国。決然として国家の主権を守り戦う外交姿勢は、今も、女性が首相となろうとも変わらない。

近隣諸国の明確な敵対・侵略行為に対し、有効性のない対話しか求められない我が国政府、政府にその選択肢しか与えない国民、その様に国民を誘導し売国・亡国運動に血道を上げる異常な政党やメディアや痴識人達。

我々は英国を見習わなければならない。

《「ロシアが無申告で情報活動」メイ英首相、露外交官23人追放へ 元スパイ襲撃 露W杯に王室出席せず》
2018.03.15 産経新聞

 【ロンドン=岡部伸】英南部ソールズベリーでロシア連邦軍参謀本部情報総局(GRU)のセルゲイ・スクリパリ元大佐(66)と娘のユリアさん(33)が神経剤で襲撃され重体となった事件で、メイ英首相は14日、下院で演説し、英国駐在のロシア外交官23人を国外追放にすると表明した。英国内で政府に申告せず情報活動を行っていたことを確認したためで、1週間以内の退去を求める。

 またメイ氏は、6~7月にロシアで予定されるサッカーのワールドカップ(W杯)に閣僚を派遣せず、英王室メンバーも出席しないと言明した。

 このほか、英国民や英国在住者の生命や財産を脅かすのに使用されたと確認された場合のロシア資産の凍結や、同国との間で予定されているハイレベル2国間協議の停止、英国内での「敵対的な国家活動」を阻止するための法整備-なども表明した。

 英政府はロシア政府に対し、13日中に事件について説明するよう求めたが、ロシア側は否定。露外務省のザハロワ情報局長は「近く態度を表明する」と説明しており、何らかの報復措置を講じる可能性がある。英露関係が緊迫することは必至だ。

 一方、国連安全保障理事会は14日、英国の要請に基づき、この事件に関する緊急会合を開催。メイ氏は、欧州連合(EU)加盟国や米国の首脳に連携を求めており、事件は各国を巻き込む外交問題に発展することになった。

写真:14日、ロンドンの英下院で発言するメイ首相(AP=共同)

http://www.sankei.com/world/news/180315/wor1803150002-n1.html

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