中国に登場した世界初の太陽光発電高速道路、開通から数日で盗難

日本では起こり得ない。しかし、移民が増えると。

◇ ◇ ◇

《ショック!中国に登場した世界初の太陽光発電高速道路、開通から数日で盗難―中国紙》
2018.01.05 Record china

2018年1月4日、斉魯晩報によると、中国山東省済南市にある世界初の太陽光発電高速道路の試験区間で盗難被害が見つかった。開通からわずか数日で起きた出来事に関係者は衝撃を受けているもようだ。

記事によると、この試験区間が開通したのは先月28日のこと。万が一の事態を考えて管理当局は毎日点検を行っていたが、今月2日に路面が壊されていることが確認された。無くなったのは幅十数センチ、長さ1メートル85センチほどの表面部分で、道路脇に設置された装置内部を何者かが触った痕跡も見つかっている。現場の状況から、ある関係者は「全くの手作業とは考えられないが、大型の重機を使ったようにも見えない。手慣れた集団によるもののようだ」との見方を示した。

太陽光発電高速道路の路面は「通光性のコンクリート」「太陽光発電部品」「絶縁体による防護」の三層構造で、長さは約1キロメートル。無くなった部分の金銭的な価値は低いが、総合的な損失は判断が難しいという。(翻訳・編集/野谷)

20180105-063273154
写真:太陽光発電高速道路

http://www.recordchina.co.jp/b353649-s0-c30.html