事務所に戻って参りました。
寝耳に水でしたが、明確に言える事は、中山代表は、理念・政策を選挙の為に変える事は有り得ません。どの党に所属しても、その党でしっかりと議論し、これまでと変わらない一貫した理念と政策を訴え、取り組んでいかれると確信します。
小池知事も、憲法改正への取組みに「齟齬はない」と発言されています。
—
《日本のこころ・中山恭子代表ぶら下がり詳報 小池百合子都知事と連携へ「消滅する党…どこかで生かしていけたら」》
2017.09.24 産経新聞
日本のこころの中山恭子代表は24日午後、小池百合子東京都知事と都内で会談し、小池氏側近らが結成する新党に参加する意向を伝えた。会談後の中山氏と記者団のやり取りの詳報は次の通り。
◇
「私どもの党、日本のこころが衆院選の後、投票日の段階で消滅する党だということがございまして、その後、これまで活動してきた事柄について、やはり国政の中で、どこかで生かしていけたらなという思いが私の中にはございまして、そのことも含めて小池知事と話した」
--新党への合流についての具体的な合流の話は
「私ども、やはり拉致問題、国が一体となって拉致被害者を救出するということをずっとやってきているので、そのあたりについてしっかりとした意見を同じ方向を向いていてほしいと、向いているのであれば動けるかと。さらには経済問題で、まだまだ所得が増加しているというほどではない段階で、環境が整うまでは消費税は上げないという方向を打ち出してきた。さらに言えば憲法も、独立国家として次の新しい日本を作っていくために、基本となる国家の基本法をしっかり見直しましょうということを行ってきたので、こういった考え方が新しい党の中でもし生かせるのであれば、進められるのだろうなということで小池知事と、そんな話をしたところだ」
--新党に参加するということか
「そのあたりはしっかりとした形で、私どものこれまで考えていることなどを新党の中で生かせるのであれば、消滅するよりは、次の日本の新しい社会を作っていくことに生かせることであれば、一緒に活動していきたいと」
--正式な合流は今後の話になるか
「そうですね。小池知事が『(新党を結成する)若狭勝衆院議員に伝えます』と言っていたので、きっとそのあたりでどんな回答が来るか待っていたいと思う。同じ方向を向いて私どもの政策考え方が生かせるのであれば、一緒に活動していきたいと思っている」
--日本のこころはどうなる
「この党の名前は変わるが、その思いというのはそちらの新しい党で生かしていきたいということになる」
--日本のこころは解党となるのか
「消滅するしかない」
--合流したいと伝えたということか
「きょうの、その考え方の打ち合わせをしたところだ。小池知事と話している中で、党としてというより、小池知事ご自身の考えとは非常に一致するところはたくさんあったということは確かだ」
--どちらからの呼びかけか
「やはり、消滅する中で自分たちを生かしていくためにどうしたらいいか、これまでずっと党の中で議論してきた。一緒に活動している者の多くがやはり小池知事と話をしてほしいとの要望が強くあったので、確かにそうだと思って小池知事と話をする機会を作っていただいた」
--次の衆院選に出馬するのか
「いえいえ。私自身はありませんが、自分と一緒にこれまで一緒に、非常に小さな党だが真剣に誠実に愚直にこの政治活動をしてきた人が私の仲間だ。国を思って活動してきている人々なので、政治家なので、その政治家たちをなんとか次の政治活動に生かしていきたいという思いは私自身にはある」
--どういった人が衆院選に立候補するのか。ご主人(中山成彬元文部科学相)か
「も、ありますし、他にも国政支部長を務めている人もいるし、政治家として日本のこころの考えで動きたいと言ってきた人たちがたくさんもいる」
--現職もいるのか
「現職は私と中野正志幹事長しかいない」
--ご主人以外には
「何人か、それはこれから調整する形」
--中野氏は
「違う方向で動いていくと思う。この後、相談する」
--拉致問題や憲法で協力したいということだが、自民党ではないのはどういう理由からか
「やはり、憲法についても新しいところで、私どものほうは憲法原論を提案しているが、それにこだわるというのではなくて、いい憲法だと思っているが、憲法そのものについてしっかり議論できる人々だと考えている。9条だけではなくて、当然のことだが憲法の前文、ここから検討していきたい思いがある」
--合流するとなれば次期衆院選には何人が出馬するか打診はしていないか
「多くの仲間からその希望は出ているが、具体的な事柄はまだ」
--希望人数は
「まだ、これから」
--会談で小池氏の新党のかかわりについて話はあったか
「小池知事が新党とどう関わるのかすら分かっていないので、今回はそういう話はなかった」
--小池氏に声かけをしてこの場を持ったのか
「そうですね、はい」
--小池氏に代表になってほしいか
「個人の感触でよければ、私自身はそう思っている」
--それを小池氏に伝えたか
「いえいえ。そういう話は出なかった」
--これまでは安倍晋三政権に近い立場にいたが、今後は
「憲法についても、改正というのか自主憲法というのか、方向は同じだと思っているので、同じ形で動ける部分はぜひ一緒に動いていきたいと思いますし、ただ、これまでの自民党では新しい動きに動いていくのは非常に難しいかもしれないので、そういった意味では私どもの方から新しい動きを作っていけるように努力したいと思っている」
--必ずしも対決というわけではない
「そうですね。いいところはいいところでもちろん一緒に動いていくことになると思うし、ただ、今までの通りでいいかというと戦後70年超えて、拉致被害者もまだまだそのままということであればもっと新しい動きをしていく時期にきているという思いがある」
--参院では自民党とこころで会派を組んでいる。「自公に変わる受け皿を作るために新党を」と言っている細野豪志元環境相との見解の相違は
「会派については、参院だけの会派なので、この後、中野先生と相談して、どのように対応していくか考えていきたいと思う」
「希望を持って動いていきたいと思っているところだ。新しい日本、安全な日本、平和な日本ということを目指して希望をもって動いていきたい。私自身というより、仲間がそう伝えてきている」
http://www.sankei.com/politics/news/170924/plt1709240037-n1.html
—
《小池百合子都知事ぶら下がり詳報 日本のこころ・中山恭子代表と会談、憲法改正への取り組み「齟齬はない」》
2017.09.24 産経新聞
東京都の小池百合子知事は24日午後、都内のホテルで日本のこころの中山恭子代表、中山氏の夫の中山成彬元文部科学相と会談した。小池氏は会談後、中山夫妻が小池氏の側近らが結成する国政新党に参加する意向を示したと記者団に明らかにした。会談後の小池氏と記者団のやり取りの詳報は次の通り。
◇
--中山恭子氏らと会ったのか
「はい、日本のこころの中山恭子さんとご主人の成彬さんにお目にかかりました。ポイントは、知事選のときから応援してくださって、成彬さんは特に応援してくださってました。その後、都政の流れ、また国に対してどう思っているのかなどを聞きたいということだったので、今、お話をして、意見交換をしました」
「その中でお二人から『今、新党がつくられようとしているけれども、そこに合流できないか、参加できないか』というお話があって、それを私が若狭(勝衆院議員)さんにお伝えすることとしました。拉致問題であるとか、これからの日本のあり方などなどのご意見もうかがったので、若狭さんにお伝えしようと思っている」
--あくまで判断は若狭氏の方でということか
「私は今、いわゆる新党そのものに関係しているわけではございませんが、知事選からずっと応援していただいている成彬さん、そして奥さまとは拉致でずっと一緒にやってまいりましたので、今日は話を伺うということで、ご一緒させていただきました」
--中山夫妻から知事と話したいということだったのか
「はい、そういうことでした」
--拉致問題で一致しても、憲法観などで大きな違いもある
「いや、それはないですね。基本的に。憲法についての考え方というのは、もちろんいろいろ文言等々は、人それぞれでありますけれども、憲法についての取り組みということについては、特に齟齬はないと思っております」
--新党でどういった役割を担っていくか
「今、私は都政に改革ということで、まさしく定例議会の最中でもございます。そういう中で都政が国政との絡みということ、例えば特区の問題で、今回の加計問題でずっと待たされてきた、都政が停滞した部分もございます。そういったことから国政に対してもきっちりと改革を進めてほしいというふうに強く願っております。そういった意味ではこれからのいろんな大きな改革の流れというものについては、応援していきたいと思っています」
http://www.sankei.com/politics/news/170924/plt1709240039-n1.html
https://www.facebook.com/koichiro.yoshida.jp/posts/847353828765488