《六四天安門事件28周年記念集会 方政氏来日講演》
2017年6月2日(金) 午後6時開場 6時半開会
文京区民センター3階 東京都文京区本郷4-15-14
六四天安門事件28周年記念集会 趣意書
方政氏 民主主義と自由を求めて天安門広場に集結し、平和的な訴えを続けていた市民と学生が無慈悲に人民解放軍によって弾圧され、世界に衝撃を与えた天安門事件から今年で28年を迎えました。
あの時に人々が訴えた民主化はいまだに中国では実現するどころか、共産党の独裁体制と人権弾圧はむしろ強まり、腐敗による富の格差は拡大し、環境汚染は悪化の一途をたどっています。
チベット、ウイグル、モンゴルなど各民族に対しても、彼らの民族自決権どころか正当な自治権すら認められぬまま、民族固有の文化伝統までが侵害されています。さらに現在の中国政府は、国内の矛盾から国民の目をそらさせようと、アジア周辺諸国に露骨な覇権主義を示し、世界の平和を脅かしています。
私達は、現在の中国の様々な問題を解決し、アジアと世界に平和をもたらすためには、天安門事件で提起された、自由で民主主義の中国を実現することであると確信し、今年も天安門事件記念集会を開催します。
今年の集会には、現在アメリカ在住で、天安門事件当時、広場で広場に突入してきた戦車から女学生をかばおうとして、戦車にひかれて両足を失った方政氏をお招きいたします。方政氏はその後、障害者スポーツの選手を目指し、国内の大会で優秀な成績を収めましたが、1994年に北京の国際大会に出場する権利を得たにもかかわらず、中国政府は出場を認めませんでした。天安門事件のことが話題になることを怖れたのだと思われます。その後、方政氏はあらゆる自由が認められない中国を去りアメリカに亡命しました。
方政氏は天安門事件現場での当事者であり、かつ、その尊い犠牲者でもあります。氏の証言と中国民主化への訴えに、ぜひ多くの皆さまが耳を傾けてくださるよう、また報道機関の方々のご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
六四天安門事件28周年記念集会実行委員会
【日時】 2017年6月2日(金)午後6時開場 6時半開会
【会場】 文京区民センター3階
東京都文京区本郷4-15-14(地図) TEL03-3814-6731
メトロ丸の内・南北線「後楽園駅」4bまたは5番出口 徒歩6分/都営地下鉄三田線・大江戸線「春日駅」A2出口 徒歩2分/JR総武線「水道橋駅」 徒歩10分
※文京シビックセンター斜め向かい
【参加費】 1,000円
【主催】 六四天安門事件28周年記念集会実行委員会
方政(ホウ セイ)氏のプロフィール
1966年10月14日中国安徽省合肥市生まれ。1989年に北京体育大学卒業。米国サンフランシスコに在住。中国民主化運動活動家。中国人民解放軍が学生らによる民主化運動を武力弾圧した1989年6月4日天安門事件当日、天安門広場付近で戦車にひかれて両足を失った。
1992年には、中国障害者全国大会で男子やり投げと円盤投げのチャンピオンを獲得した。その後国際的な障害者大会に出られず、中国政府の監視下に置かれた。2009年に米国在住の中国民主化運動活動家の援助を受けた後に渡米し、サンフランシスコにて政治亡命を申請した。のち、中国民主教育基金の会長に就任。現在は米国で天安門事件の国連教育科学文化機関(ユネスコ)記憶遺産への登録などに取り組んでいる。
http://www.tiananmen1989.net/2017/05/11/1553
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