05/06/2017 07:10:10 AM

共産党独裁中国にとり、世界最強の米太平洋軍司令官が日系人である事は、最優先の排除目標なのでしょう。ハリス司令官はTHAAD配備にも南シナ海への中国の侵略にも毅然とした姿勢ですし、日本への憎悪、日米離間と尖閣・沖縄・日本侵略への本気度が伺えます。備えを。

《中国、米太平洋軍司令官の更迭要求 北朝鮮圧力の見返り》
2017.05.06 産経新聞

 中国の習近平指導部がトランプ米政権に対し、核・ミサイル開発を進める北朝鮮への圧力を強める見返りとして、米中が対立している南シナ海問題などで対中強硬姿勢を示すハリス米太平洋軍司令官(海軍大将)を更迭するよう求めていたことが6日、分かった。米中関係筋が明らかにした。

 ハリス氏は日系米国人。先月、原子力空母カール・ビンソンに北朝鮮付近へ向かうよう命じるなど、太平洋地域の安全保障の実務をつかさどる。主権国にとって軍司令官人事は内政の重要事項で、他国が更迭を求めるのは外交上極めて異例だ。

 4月6~7日に米フロリダ州で行われたトランプ氏と習国家主席の初首脳会談に合わせ、中国の崔天凱駐米大使が米側に要求を伝えた。また経済関係についても、トランプ政権に対して中国の「為替操作国」認定を見送るよう求めた。

 トランプ政権側は更迭要求を拒否したとみられる。(共同)

http://www.sankei.com/world/news/170506/wor1705060036-n1.html

《中国軍高官、日本人差別発言 「米太平洋軍司令官は日系人」》
2016.02.16 Japan In-depth 古森義久 ジャーナリスト・国際教養大学客員教授

「古森義久の内外透視」

中国の人民解放軍高官が日本人の母親を持つアメリカ太平洋軍司令官に対し「日本人の血が入っているから中国に対して強硬なのだ」という民族差別むきだしの発言をした。

アメリカの「ワシントン・タイムズ」など数紙の報道によると、中国共産党機関紙英語版の「環球時報」は2月1日付で米海軍艦艇の南シナ海での「航行の自由」作戦を中国の主権侵害だと非難する記事を載せ、そのなかで中国海軍の上級大佐の李傑氏の論評として「この作戦の責任者であるアメリカ太平洋軍の最高司令官ハリー・ハリス海軍大将は中国に誤解と偏見を抱いており、とくに日本人の血が入っているため中国の封じこめに熱心な強硬派だ」と非難した。

この論評はアメリカ海軍のミサイル駆逐艦が1月30日、南シナ海のパラセル諸島(中国名・西沙諸島)から12海里以内の海域に入ったことへの抗議として掲載された。アメリカ海軍では中国側がパラセル諸島の一部に埋め立ての人工島を造成し、中国領土だと宣言していることへの抗議として、中国側が自国の領海だと主張する海域を公海とみなして自国の艦艇を進入させた。南シナ海での米側のこうした「航行の自由」作戦ではこれが二度目となる。

「環球時報」のこの記事はその米側の行動を中国領海への侵犯だと非難する主旨で、この作戦の総指揮官であるハリス大将にとくに糾弾の矛先を絞っていた。その糾弾ではハリス司令官に対して「とくに日本人の血が彼を強硬派にしている」と明確に述べており、特定の人種や民族を総括して、ああだ、こうだと断定するという、まさに異民族に対する差別や偏見に匹敵する記述となった。

ハリス司令官は日本人の母親とアメリカ人の父親の間に横須賀で生まれた。中国側はその出自について、日本人の血が入っているから中国に敵対的になると断じており、まさに現代の民族差別に相当するわけだ。

中国軍高官、日本人差別発言 「米太平洋軍司令官は日系人」

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