6月以降、北朝鮮の在日朝鮮人若年層に対する思想教育徹底のため、朝鮮学校・大学校在校生等の訪朝が活発化しています。また、訪朝した在日朝鮮人による北朝鮮への現金の上納、献上が続いています。
我が国は、北朝鮮に国民を拉致され、国交が無く、制裁し、核開発を強く非難しているのですが。
—
《【北朝鮮「秘密工作」ファイル】大在校生ら訪朝活発化 北朝鮮が思想教育徹底指示 独自制裁前に逆戻り》
2016.12.12 産経新聞
朝鮮大学校(東京都小平市)在校生ら、在日朝鮮人若年層の訪朝が活発化していることが12日、分かった。在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)関係者が明らかにした。北朝鮮が若年層に対する思想教育徹底のため、訪朝を指示した。日本政府が北朝鮮による1月の4回目の核実験を受け独自制裁を強化したのを機に訪朝者数は激減したものの、強化前の水準に戻ってしまった。政府は2日、9月に5回目の核実験を強行した北朝鮮に対する新しい独自制裁を決め、人と船舶の往来規制などの対象を拡大したが波及効果は未知数だ。
日本政府が2月、4回目の核実験を受け、在日北朝鮮当局者の再入国禁止措置を復活した上で対象者を拡大する独自制裁を断行。このため、不安を覚えた在日朝鮮人が2-5月は訪朝を自粛したため、日本からの訪朝者は毎月100人未満で推移した。
ところが、6月以降、制裁対象ではない朝鮮総連傘下の在日朝鮮人の訪朝が急増。訪朝者は毎月約300人前後で推移し、2月の独自制裁発動前の水準に戻った。
増加は、訪朝者の減少で求心力低下を危惧した北朝鮮が思想教育推進のため朝鮮総連に求めたためで、朝鮮総連は30歳未満の若年層を大量に訪朝させるよう傘下団体に指示していた。
このため、1-9月に訪朝した朝鮮学校・大学校在校生は計1千人を突破。うち修学旅行名目は約550人で、朝鮮総連の影響下にある青年学生代表団(約40人)、舞踏講習団(約50人)、少年サッカー代表団(約40人)など各種団体も相次ぎ訪朝を果たした。特に8月に訪朝した朝鮮総連青年同盟代表団(約80人)は、金(キム)正(ジョン)恩(ウン)朝鮮労働党委員長との記念撮影を許可されるもてなしを受けた。
また、9月9日の北朝鮮の建国記念日を祝うため訪朝した朝鮮総連祝賀代表団は計400万円を北朝鮮に上納。朝鮮総連傘下の商工人は今春、約1千万円の現金を持ち訪朝したことから、北朝鮮側に現金を献上したとみられる。
朝鮮総連は産経新聞の取材に対し「取材は受けない」としている。
http://www.sankei.com/premium/news/161212/prm1612120001-n1.html
https://www.facebook.com/koichiro.yoshida.jp/posts/694015277432678