6日、尖閣の接続水域に中国海警局6隻と中国漁船230隻侵入。外務省、「緊張をさらに高める一方的な情勢のエスカレーションで、決して受け入れられない」と抗議。
この一方的なエスカレーションを理由に、尖閣諸島に海上保安庁の監視施設を建設して良いのではないですか?
今、我が国政府は、我が国の漁船をこの海域に入らない様にし、中国漁船だけが「操業」し、その中国漁船に中国公船が「立入検査」を行い、実効支配の既成事実を積み上げている状態です。
本来なら、4月25日に沖ノ鳥島沖の排他的経済水域(EEZ)内で台湾の漁船を拿捕した様に、接続水域はおろか、EEZに入ってきた時点で、この中国漁船230隻全てに立入検査を行い、無許可操業の疑いがあれば拿捕しなければなりません。
「中国を刺激する」「中国の反発必至」という意味不明の理由で法に基づく対処を避けてきた事が、何の効果もないどころか、事態を悪化させ続けている事を理解すべきです。
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《尖閣の接続水域に中国海警局6隻と中国漁船230隻来襲! 外務省の金杉アジア大洋州局長「緊張をさらに高めるエスカレーションだ」》
2016.08.06 産経新聞
日本の外務省は6日午前、沖縄県・尖閣諸島周辺の接続水域に中国海警局の船6隻とその周辺に中国漁船約230隻を確認したとして、中国側に抗議したと発表した。
外務省によると、接続水域に入った中国海警局の船のうち、3隻はその外観から武器を搭載していると分析している。
金杉憲治アジア大洋州局長が在日中国大使館の公使に対し「緊張をさらに高める一方的な情勢のエスカレーションで、決して受け入れられない」と抗議した。
沖縄県・尖閣諸島周辺の接続水域を航行する中国海警局の船=6日午前(第11管区海上保安本部提供)
http://www.sankei.com/politics/news/160806/plt1608060017-n1.html
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