2015/09/19 9:46

【ご案内】
《「南シナ海をめぐる中越関係と日本」シンポジウム》

日時 2015年9月19日(土)
 10:30~12:00
  ● 国際講座 特別シンポジウム
   「南シナ海をめぐる中越関係と日本」
    主催 拓殖大学海外事情研究所
 13:00~15:00
  ● 南シナ海をめぐる中越関係に関するワークショップ
   「ベトナムからの証言 中国の南シナ海進出の実態」
    主催 南シナ海問題を考える会(代表 宮崎正弘)

会場 拓殖大学文京キャンパス E館(新渡戸ホール)101教室
    東京都文京区小日向3-4-14
    東京メトロ丸ノ内線茗荷谷駅 下車徒歩3分

 現在、中国は南シナ海の大半を自国の領海だと主張し、強大な軍事力を背景に海域の実効支配を進めています。とりわけスプラトリー諸島(南沙諸島)やパラセル諸島(西沙諸島)では、多くの岩礁やサンゴ礁を埋め立てて次々に人工島を造成し、海底資源を狙うとともに広大な軍事施設等の建設を強行しています。南シナ海をシーレーン(海上交通路)とする日本にとっても極めて重大な事態です。
 こうした中国と同諸島の領有権を争い、対立が先鋭化しているのがフィリピンやベトナムですが、そのベトナムでは、国民が一丸となって領土防衛と侵略阻止の声をあげているにもかかわらず、政府は十分な対応をしていません。

 そのような情勢下、ベトナムの外交国際問題専門家たるデイン・ホアン・タング、ホアン・ベトの2氏は、ベトナム共産党を離脱までして、政府に対し、中国への妥協的姿勢を批判するとともに、断固たる対決策を提示するよう要請しています。
 さらに2氏は、日本と連携して中国の海洋覇権と闘い、アジアの平和と関係各国の主権を守ることを訴えたいと望んでいます。

 このことに共感同意する私たちは、今秋、2氏を証言者としてお招きしてシンポジウム及びワークショップを開催する次第です。
 皆様方のご参加をよろしくお願いいたします。

http://minamishina.sakura.ne.jp/