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《印首相、係争地を訪問=中国政府「断固反対」》
2015.02.20 時事通信
【ニューデリー、北京時事】インドのモディ首相は20日、中印両国が領有権を争う北東部アルナチャルプラデシュ州を訪問した。同州の実効支配を誇示することで、領有権を主張する中国に強い姿勢を示す狙いがあるとみられる。
モディ首相は州創立記念日の同日、同州とニューデリーを結ぶ鉄道の開通式に出席し、「交通の便の悪さが開発の遅れを招いていたが、今後5年間でこれまで以上の発展を約束する」と演説した。
これを受け、中国外務省の華春瑩・副報道局長は「インドの指導者が係争地域に赴いたことに断固反対する」との談話を発表。インドに対し、「国境問題を複雑化させるいかなる行動も取らず、両国関係の良好な発展を維持するよう求める」と訴えた。