2015/02/18 12:29

一刻も早く改正を。

《産業スパイ、罰金10億円に…企業の不正厳罰化》
2015.02.18 読売新聞

 政府は、産業スパイへの罰則強化を盛り込んだ不正競争防止法の改正案をまとめた。

 海外企業が日本企業から技術情報などを海外に盗み出して利用した場合は、最高10億円の罰金を科す。現行の「最高3億円」から3倍以上にする。海外に盗み出した個人についても同時に最高3000万円の罰金(現行は最高1000万円)を科す。

 海外企業による産業スパイが後を絶たないため、厳しく対応する。政府は今国会に改正案を提出し、2015年度中の施行を目指す。

 改正案の特徴は、企業が秘密情報を海外に持ち出した場合について、罰金をより高くした点だ。

 日本企業が国内のライバル企業から情報を盗んだ場合の罰金の上限額は、企業で5億円、個人は2000万円にする。企業への罰金は、米国が最高500万ドル(約5・9億円)、ドイツが最高100万ユーロ(約1・3億円)などで、改正案が成立すれば、海外と比べても厳罰化される。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150217-OYT1T50149.html