《東京で国内最大のハッカー大会 優勝は韓国大学生チーム…日本勢は4位が最高》
2015.02.08 産経新聞
サイバー攻撃対策に役立つ技術を競う国内最大規模のハッカー大会「SECCON(セクコン)2014」の全国大会が7~8日、東京電機大(東京)で開かれた。海外からも初めて参加し、予選を勝ち抜いた7カ国24チームが攻防を繰り広げ、韓国の男子大学生(25)らのチームが優勝した。2位は台湾、3位は米国チームで、日本勢は4位が最高だった。
大会は、最大4人で組む各チームが、防御されたコンピューターサーバーにアクセスを試みると同時に他チームのアクセスを阻み、攻撃と防御の両方の技術が試された。3回目となる2014年度大会には、札幌、横浜、長野、大阪で開いた国内予選と、インターネット上で実施した世界規模の予選会に計58カ国、4186人が参加した。
大会は、サイバーセキュリティー分野での人材育成が目的で、NPO法人日本ネットワークセキュリティ協会が主催し、総務省や警察庁が後援。主催者側は「さらにレベルを上げるため、世界的に注目される国際大会にしたい」と話している。
http://www.sankei.com/economy/news/150208/ecn1502080010-n1.html