朝日新聞には、原状回復(韓国、中国を含む世界中の人が、慰安婦の「強制連行」や「性奴隷」といった誤った認識を全く持たない状態に戻る)の義務を課すべきではないでしょうか。
—
《「朝日、反省足りぬ」公明幹事長 民主有志国会追及も》
2014.08.30 読売新聞
朝日新聞がいわゆる従軍慰安婦に関する一部記事の誤りを認めたことに関し、公明党の井上幹事長は29日、ラジオ日本の番組で、「間違った報道をしてきた影響について、反省が足りないという指摘があることは当然だ」と述べ、朝日の報道姿勢を厳しく批判した。
井上氏は、朝日が「朝鮮人女性を強制連行した」とする吉田清治氏(故人)の証言を報じたことによる国内外の影響について十分な検証を行っていないことを念頭に、「政治家は結果責任を問われる。マスコミは書きっぱなしでいいのか。結果責任をどう考えているのか、聞いてみたい」と語った。朝日は十分な検証を行い、何らかの責任をとるべきだとの考えを示したものだ。
野党からも同様の批判が相次いだ。
民主党の保守系議員でつくる「慰安婦問題と南京事件の真実を検証する会」(会長=渡辺周衆院議員)は29日、国会内で緊急集会を開き、朝日の「慰安婦」報道を巡る問題について協議した。会合で渡辺氏は「(誤報は)32年間もそのままにされ、国内・国際問題になった。次の国会では与野党を超え、貶められた日本の名誉を回復すべく取り組みたい」と強調。秋の臨時国会でこの問題を取り上げる考えを示した。
ほかの参加者からも「朝日は謝罪もなく、自分たちが被害者という意識だ。自浄努力が望めないなら、我々が検証することも必要だ」との意見が続いた。
日本維新の会の橋下代表は大阪市役所で記者団に、「(朝日の検証は)言い訳じみて最悪。『吉田証言』『河野談話』どうこうではなく、朝日の報道が(韓国などに)影響を与えたのは間違いない。なぜ素直に謝罪しないのか」と批判した。
みんなの党の浅尾代表は、「取り下げに至る空白の時間はどういうことがあったのか、(朝日は)自ら説明すべきだ」と朝日の説明責任に言及した。結いの党の小野幹事長も「国際世論への影響を考えれば、(誤りに)いつ気付き、どう是正方法を考えたのかが問題だ」と指摘した。
http://www.yomiuri.co.jp/feature/ianfu/20140830-OYT8T50008.html