《ロシア、世界初の原子力宇宙エンジンを組み立てる》 2014.08.24 ロシアの声 モスクワ郊外のエレクトロスターリ市にある株式会社「機械建設工場」で「宇宙原子力電気推進機(JAEDU)」の基幹部分をなす「熱供給装置(TVEL)」の第一号が組み立てられた。国営企業「ロスアトム」が発表した。 工場長で主任設計士のユリヤ・ドラグノーワ氏によれば、JAEDUは2018年完成の予定。 JAEDUは深部宇宙探査や軌道上の長期間飛行に利用される次世代推進機。火星探査にかかる時間を大幅に削減することが出来る。 JAEDU計画はロシア経済近代化・技術推進委員会が2009年に採択し、大統領の承認を得て成立した。 |