「政府、吉田調書公開へ」。「産経、朝日両紙で報じられた内容に食い違いが多いことから、開示に踏み切らざるを得ないと」。産経、朝日、どちらが事実を報道しているのか、決着がつきますね。どっちなんだろう。
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《政府、吉田調書公開へ》
2014.08.23 産経新聞
政府は22日、平成23年3月の東京電力福島第1原発事故に関し、政府の事故調査・検証委員会が事故発生時に所長として対応に当たった吉田昌郎氏(25年7月9日死去)に聞き取り調査してまとめた「聴取結果書」(吉田調書)を公開する方針を固めた。菅義偉(すが・よしひで)官房長官が25日にも方針を表明する。公開は9月中旬以降になる見通しだ。
これまで政府は、今年5月に第三者への公表を望まないとする吉田氏の上申書を内閣官房のホームページ上で公開するなど、不開示方針を貫いてきた。ただ、産経、朝日両紙で報じられた内容に食い違いが多いことから、開示に踏み切らざるを得ないと判断したものとみられる。
吉田調書をめぐっては、被災者ら10人が今月20日、国を相手取り、公開を求めて東京地裁に提訴。訴状では「事故の原因究明と再発防止を検討するために公開は必要不可欠」と主張している。
吉田調書はA4判で約400ページ。吉田氏への聴取は23年7月から11月にかけ、事故収束作業の拠点であるサッカー施設「Jヴィレッジ」と第1原発免震重要棟で計13回、延べ27時間以上にわたり行われた。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140823/plc14082305000001-n1.htm