テキサス親父ことマラーノ氏が、ジュネーブの国連人権理事会に乗り込み、同理事会が、「日本=悪」というレッテルを貼りたい反日日本人や韓国人、朝鮮人たちが日本を貶めるための学級会以下の場になっている、という実態を調査しました。
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《【痛快!テキサス親父】国連人権委は学級会以下だ NGOが捏造した議案を精査なし》
ハ~イ! 日本のみなさん。俺は14~16日に開かれた国連人権委員会を調査するため、「『慰安婦の真実国民運動』国連調査団」のメンバーとして、国連欧州本部があるスイス・ジュネーブに行ってきた。慰安婦問題について、日本を貶める決議が行われた理由を探りに行ったんだ。
今回の調査で、さまざまなことが分かった。その一部を披露しよう。
まず、国連人権委員会に議題を提出できるのは、国連に登録してあるNGO(非政府組織)なんだ。簡単に言うと、みなさんもNGOをつくって国連に登録すれば議案を提出できる。そして、NGOが提出した議案が証拠がないでっち上げでも、国連がそれを精査することはない。つまり、言った者勝ち、被害者面した者勝ち。小学校の学級会以下の会議が、国連人権委員会ってわけだ。
日本政府の有識者チームによる「河野洋平官房長官談話」の検証結果公表で、談話は歴史的事実を確認したものではなく、日韓両政府がすり合わせた政治文書だったことが分かった。加えて、河野氏が証拠もないのに、記者会見で「(強制連行の)事実があった」と独断で答えたことが、日本攻撃の根拠となっていることも明らかになっている。
ところが、日本側から登録しているNGOは、検証結果を完全に無視していたぜ。相変わらず、慰安婦問題で日本を貶めるような連中だった。米軍が1944年10月、ビルマ(現ミャンマー)で朝鮮人慰安婦20人を尋問した調書に「慰安婦=高給売春婦」と書いてある。国連委員はよく読むべきだ!
日本側のNGOの周囲には、「朝鮮学校の授業料を無償化しろ」という高校生の団体や、朝鮮の民族衣装であるチマチョゴリを着ている女性数人、背中に「朝鮮学校 平等な教育を受ける権利」とプリントされたシャツを着た高校生4人組もいた。ジュネーブまで来て日本政府に「金を出せ!」という経費があるなら、学費に充てたらどうなんだ? 「慰安婦=性奴隷」という、事実無根の言葉を広めた日本人弁護士も来ていた。
要は、「日本=悪」というレッテルを貼りたい日本人や韓国人、朝鮮人たちが、国連を利用して日本を貶めていたわけだ。慰安婦問題が、現在のような大問題に発展した理由がよく分かった。
今回、俺たちは「慰安婦は性奴隷ではない」というタイトルの、英語の説明文を国連の委員たちに渡してきた。さらに、日本外務省の担当者が、国連で「慰安婦を性奴隷と表現するのは不適切」と初めて明言した。これには、俺たちの活動が少し報われた気がした。
安倍晋三首相が国益を考え、打つべき手を的確に打っていることが分かった。まだまだ、解決すべき部分が大きいが、反撃の大きな一歩となったことは間違いない。もっと頑張るぜ。
親愛なるみなさんと日本と米国に神のご加護がありますように。
では、また会おう!
■ トニー・マラーノ 評論家。1949年生まれ。テキサス州在住のイタリア系米国人。サラリーマンを退職後、動画サイト「ユーチューブ」などで連日、評論活動を行っている。世界のあらゆる“悪”と戦う「プロパガンダ・バスター」でもある。大変な親日家であり、日本でも圧倒的ファンを獲得している。著書に『テキサス親父の「怒れ! 罠にかかった日本人」』(青林堂)など。
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20140718/dms1407181140001-n1.htm