国際社会の一員へ。 — 《シャンゼリゼに日の丸 自衛官、仏軍事パレードに》 フランス革命記念日の14日、パリのシャンゼリゼ通りで恒例の軍事パレードが行われた。今年は第1次世界大戦開戦から100年に当たることから当時参戦した国などが招待され、日本の自衛官3人が日の丸を掲げて行進した。 日本の防衛省によると、同パレードへの自衛隊の参加は国連平和維持活動(PKO)部隊の一員として行進した2008年以来2度目。自衛隊単独で海外の軍事パレードに参加するのは初めて。安倍晋三政権が掲げる積極的平和主義のアピールにつなげる狙いがある。 自衛官は陸上自衛隊中央即応集団の3人。フランス軍代表を先頭に他の約80カ国の兵士らと共に国旗を掲げて行進。終着地点のコンコルド広場に整列しオランド大統領らに敬礼した。 旗手の三戸信幸1等陸尉は「足の長さなど体格が違う各国軍兵士と歩調を合わせるのが大変」と苦笑い。「日仏交流の深化と世界平和に貢献していきたい」と話した。 |