「ナヌムの家」。日本語の紹介文には「朝鮮人と日本人の2人によって連れていかれた」とあるのにビデオでは「朝鮮人」が省かれる。「母親に40円でキーセンに売られた」と証言しているのに「日本軍の無理強い」とされる。朝日新聞など日本の左翼の扇動から捏造と憎悪が始まりました。以下、記事抜粋。
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《【歴史戦 第3部 慰安婦・韓国との対話(1)後半】
日常溶け込む反日 「ナヌムの家」憎悪あおる日韓左派の展示》
元慰安婦の女性が共同生活を送るソウル近郊、広州市の「ナヌムの家」に着くと、立ち並ぶ元慰安婦の胸像に圧倒される。顔のしわや髪のなでつけ方までリアルに再現されており、彼女らはまるで民族の英雄のように位置づけられている。
■ 朝日新聞のコピー
「安倍昭恵首相夫人を施設に招待したい」
韓国メディアは今年3月、ナヌムの家の所長、安信権(アン・シングォン)が外務省アジア大洋州局地域政策課長、山本恭司らと面会し、こんな意向を伝えたと報じた。
外務省は「事実無根」と否定したが、こんな話が出るほど韓国ではナヌムの家は有名だ。今年1月には尹炳世(ユン・ビョンセ)も韓国外相として初めてここを訪れ、河野談話を認めず「過去の悪行を正当化している」と日本を批判した。
「彼女たちは慰安婦ではなく、性奴隷だったと訪問者にきちんと伝えるようにしている」
ナヌムの家で案内してくれた日本人ボランティアはこう淡々と語った。
日本人はここに行くとまず、共産党元参院議員、吉川春子が代表世話人を務める団体が企画し、反日団体「韓国挺身隊問題対策協議会」が協力したビデオ「15のときは戻らない ナヌムの家のハルモニ(おばあさん)たちの証言」を見せられる。
例えば、李玉善(イ・オクソン)はこう訴える。
「15歳のときに養女となり、その家の手伝いをしていた。そこから他の家の養女に売られ、お使いに出たところを日本人に連れ去られた」
ナヌムの家の前庭に掲げられた李の紹介文(日本語)には、「朝鮮人と日本人の2人によって連れていかれた」と書いてあるのに、ビデオではなぜか「朝鮮人」は省かれている。
李はまた、「慰安所は人を殺すところです」「天皇は私たちの前に来て謝罪しなくてはならない」などと激高した様子で話す。これを日本から修学旅行で来た高校生らが見るのだ。
ビデオを見終わると、今度は「日本軍『慰安婦』歴史館」という展示場に案内される。
入り口には、韓国で初めて元慰安婦だったと名乗り出て、朝日新聞が平成3年8月に大きく取り上げたことで慰安婦問題が日韓間の政治問題化するきっかけとなった金学順(キム・ハクスン)の次の言葉が記されている。
「私たちが無理強いされて抗えずにしてしまったことを、歴史に残さなければならない」
もっとも、金は自ら「母親に40円でキーセン(芸妓・娼婦)に売られた」と証言しており、無理強いの主体は誰だというのか。
場内には、朝日新聞が4年1月に軍関与の証拠として“スクープ”した「軍慰安所従業婦募集に関する件」という文書も展示されているが、これは悪質な業者には気をつけろという内容にすぎない。
5年8月の河野談話発表を「慰安婦『強制』認め謝罪」と報じた朝日新聞のコピーや、共産党系の団体の寄せ書きもある。
ソウルの駐韓日本大使館前で毎週開かれる、慰安婦問題で日本を糾弾する「水曜デモ」に参加した民主党の元国家公安委員長、岡崎トミ子の写真パネルも掲げられていた。
「(慰安婦の)その数は5万から30万程度と推定されている」「日帝は特に朝鮮の女性たちを軍“慰安婦”として広範囲に動員」
日本語で書かれた解説文を読んでも、慰安婦問題が日韓両国の左派勢力による合作であることがよく分かる。彼らは日韓の和解のためだと言いつつ、逆に両国の対立をあおり離反させているのではないか-。
少なくとも、対日憎悪を増幅させるような展示がごく当たり前のものとされているうちは、日韓間のすれ違いは続くと感じた。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140622/kor14062214400004-n1.htm