2014/05/30 1:27

日本維新の会、党執行役員会で「分党」を正式に決定。ありがちな泥仕合もなく、気持ちの良い「男の別れ」となっているのは、両共同代表の男気と器量の大きさによるもの。いずれにせよ私は、日本の独立と安全と繁栄の為に少しでも役立つべく、ブレずに活動して参ります。

《橋下氏、7月にも結い合流…石原氏は新党結成へ》

 日本維新の会は29日、党執行役員会で「分党」を正式に決定した。

 これに先立ち、石原慎太郎、橋下徹両共同代表は、それぞれ記者会見し、新党を結成する考えを表明した。石原氏は平沼赳夫代表代行らと共につくる新党で憲法改正を旗印にする意向だ。一方、橋下氏は結いの党と合流して新党の結成を目指す。

 執行役員会では、党所属議員について、〈1〉今国会中は同じ会派で活動する〈2〉6月5日までにどの新党に所属するかの意思表示を松野頼久幹事長代行に伝える――ことが決まった。

 石原氏は国会内で行った記者会見で、「野党再編は否定しないが、その相手として結いの党を選ぶことに合点がいかない」と述べた。結いの党が集団的自衛権の憲法解釈見直しに慎重で、石原氏の主張する自主憲法制定にも反対することについて、「大きなそごを感じた」と指摘した。

 橋下氏は大阪市で記者会見し、「野党再編をやらなければならない」と述べ、7月にも結いの党との合流を進める方針を明らかにした。新党の党首ポストについては、「横滑りというわけにいかない」と述べ、自らの就任にこだわらない考えを示した。新党結成までの間、当面、橋下氏は維新の会の党名を継続する方針だ。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20140529-OYT1T50144.html