2014/05/20 22:39

「米大陪審が中国将校5人をサイバー攻撃によるスパイ容疑で起訴」。スパイ防止法がない日本は、工作を仕掛ける諸国の「地上の楽園」です。スパイ防止法を阻止し日本を滅ぼす為、反日新聞を片手に亡国政党の議員達が、今日も街頭で演説しています。

《「もううんざりだ」米長官、中国の非合法活動を激しく非難 中国将校5人起訴》

 米連邦大陪審が中国人民解放軍将校の5人をサイバー攻撃によるスパイ行為の容疑で起訴したことで、安全保障上の利益が損われているとの米国の危機感があらわになった。米政府の動きに中国政府は早くも反発、今後も激しい駆け引きが展開されそうだ。

 ホルダー米司法長官は19日、司法省での記者会見で「もううんざりだ。オバマ政権は、非合法的に米国企業に損害を与えようとするどの国の活動も見過ごさない」と述べ、強く中国を批判した。

 米国がサイバー攻撃で被る損害は年間240億~1200億ドル(約2兆4000億~12兆円)に上るともいわれる。長官はサイバー空間での脅威が深刻であると「警鐘」を鳴らす意図があるとも強調した。

 米コンピューターセキュリティー企業「マンディアント」は昨年2月、米企業や政府機関へのハッカー攻撃に中国人民解放軍の「61398部隊」が関与している可能性を指摘する報告書を発表した。今回の起訴はこれを裏付けた形だ。

 ヘーゲル米国防長官は4月、中国の常万全国防相との会談で、双方がサイバー能力を開示すべきだと伝えたが、中国側が対応しないことに業を煮やしていた。

 中国はサイバー攻撃を仕掛けているとの指摘を一貫して否定。ロシアに亡命した米国の中央情報局(CIA)元職員の証言などを引用し、中国こそが米国のサイバーテロの被害者だと強調、歩み寄る気配はない。

【用語解説】61398部隊

 中国人民解放軍に所属し、上海市内に拠点があるサイバー攻撃の専門部隊とされる。米マンディアント社の報告では2006年以降、100以上の米企業からデータを盗み、コンピューターの専門知識や英語に精通した数百~数千人の要員がいるともいわれる。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140520/amr14052008100003-n1.htm