2014/05/07 13:27



留学先として希望が多い国は、我が国の様に、自国学生よりも他国留学生を優遇して税金を投入し支援している訳ではなく、授業料は逆に留学生が3倍払っている様です。学生は、費用とは別の基準で留学先を選ぶという事です。

《米英の学生、中国への留学希望者はわずか1%、なぜ中国は不人気なのか―英研究機関》

2014年4月28日、ウォール・ストリート・ジャーナルによると、英国の非営利団体(NPO)ブリティッシュ・カウンシル傘下のグローバル高等教育研究サービス(global higher education research service)がレポートを発表。海外留学を希望している米英両国の学生のうち、中国への留学を考慮しているのはわずか1%に過ぎないことが分かった。5月4日付で中国紙・参考消息(電子版)が伝えた。

米国学生の最も理想的な留学先は英国(19%)、続いてフランス(10%)、イタリア(8%)の順で、欧州以外ではオーストラリア(5位)、日本(5%、7位)、ブラジル(2%、9位)、中国(10位、昨年は9位)、韓国(11位)となっている。

英国学生の最も理想的な留学先は米国(33%)、オーストラリア(9%)、フランス(5%)の順で、中国は昨年の9位から11位へとランクを落としている。

この結果について、エリザベス・シェパード研究主管は「中国への留学は依然として大きなチャレンジ性を備えている。多くの学生にとって、留学は初めての出国になるため、よく知っている国や地理的に近い地域を選択する傾向がある」と分析した。

また、今年調査に答えた米国学生のうち、留学の意向を示した学生は昨年の56%から44%へと減少している。学生の留学意欲にやや陰りが見える理由として、大学教育におけるコスト増を挙げている。一方、英国学生の留学希望者は前年比17%増加した。
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《年間293億円!手厚い外国人留学生への支援 日本の若者にもっと投資せよ!》
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/2792?page=1