2014/04/30 12:01

米国の慰安婦像訴訟、中韓側が、なりふり構わぬ裁判妨害。正々堂々とした法廷闘争ではなく、原告代理人法律事務所に圧力を掛け辞任させる。それだけこの裁判に相手は危機感を持っているという事です。原告に更なる支援が必要です。

《慰安婦像撤去訴訟の原告代理人が辞任 事務所に「契約解除」圧力か 訴訟は継続》

 米カリフォルニア州グレンデール市に設置された「慰安婦」像をめぐり、在米日本人の団体が市に撤去を求めた訴訟で、原告側代理人を務めていたメイヤー・ブラウン法律事務所の弁護士が29日(日本時間30日)、辞任した。「圧力」が加わったとの見方もある。同法律事務所は原告側に「責任を持って弁護士を紹介する」と約束しており、訴訟は継続される。

 代理人の辞任は弁護士自身の判断ではなく、同法律事務所の方針という。

 関係者によると、同法律事務所の幹部は韓国側が主張する「従軍慰安婦」説に反対しているとみられることで、他の顧客が離れていくことを懸念し、弁護士を代理人から退かせることを決めた。

 同法律事務所から原告側に辞任の要請があったのは4月中旬。その数日前には被告側が「提訴棄却要請」の書面を州の連邦地裁に提出していた。そのころ、集中的に法律事務所に「契約解除」の圧力が加わった可能性が高い。

 同法律事務所は原告側に、新しい弁護士の紹介のほか、これまでに支払った費用の全額を返済することや、新しい弁護士が仕事を引き継ぐまでは今の弁護士が無償で対応することを提示。原告側はこれを受け入れた。

 訴訟は、被告側の「提訴棄却要請」への反論を原告側が28日(現地時間)に提出。被告側は5月5日(同)までに再反論を提出し、その後、連邦地裁が公判開始か、提訴棄却かなどを決めていく。

 原告の一人で「歴史の真実を求める世界連合」(GAHT)の目良浩一代表は「弁護士事務所の変更は、この訴訟に大きな影響を与えるものではないと思います」との緊急声明を発表した。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140430/amr14043010080003-n1.htm