元特許庁長官が、「日本の企業は技術が盗まれると思っていない」「国家にとって貴重な財産という認識がない」と警鐘。非常に重い言葉です。国もまた然り。国を挙げて、他国からの技術盗取防止体制を整備しなければなりません。
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《「技術が盗まれると思っていない」産業界に警鐘》
荒井寿光・元特許庁長官は22日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、日本企業からの技術流出問題について、「日本の会社は性善説に立ち、(自社の)技術が盗まれると思っていない」と述べ、産業界に警鐘を鳴らした。荒井氏は「国力の源泉である技術が、国家にとって貴重な財産という認識がない」とも指摘した。
荒井氏とともに出演した日本知的財産協会の久慈直登・専務理事は、日本企業に対して「企業は、東芝の(研究データ流出)事件などを通して、最新の状況を認識し、対抗手段を更新していくべきだ」と主張した。
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20140422-OYT1T50186.html