中国の海洋調査船「科学号」が久米島近海の沖縄トラフの海底熱水鉱床等を調査し続け、貴重なデータを収集し既成事実を積み重ねている事を、日本政府は全く阻止していません。以下、記事抜粋。
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《尖閣だけではない、東シナ海の日本の主権と富を奪う中国公船の活動と日本政府の無策》
http://blog.goo.ne.jp/jiritsukokka/e/13edb46b4ed1fe3ee5c961dba74bee89
中国の海洋調査船「科学号」については、中国国内のメディアでは、出航前から大々的に報道しています。
4月9日には人民網日本語版が「科学号」の出港を報道し、その目的やスケジュールなど全て明確に発表しています。
<中中国最先端の海洋調査船「科学号」が出港>
「人民網日本語版」2014年4月9日11:08
http://j.people.com.cn/95952/8592839.html
「計画によると、科学号は4月10日に目標海域に到着し、地球物理調査、地質・生物サンプル収集などの調査活動を実施し、5月2日に第1段階の任務を完了する。深セン市で短い休息後、科学号は第2段階の科学調査を開始し、5月中・下旬に帰港する予定だ。」
現時点で海上保安庁は中国の科学号に対して警告を何度も発するも無視さてやりたい放題されています。
その結果、勝手に海底調査をされ、次のようなニュースが報道されています。
◎【動画】科学号沖縄トラフを探潜(CCTV 4月17日)
http://goo.gl/s0Wc1u
今回の調査船の活動の大きな問題は、安全保障上の問題だけではなく、将来エネルギー資源として鉱床が存在する可能性が高い、海底熱水鉱床を調査されてしまったことにあります。つまり第二の東シナ海油田問題が起きようとしているのです。
今回、中国に調査を許してしまった久米島近海の沖縄トラフの熱水活動域は、2012年末に日本の産総研が発見し発表した場所だと思われます。
◎【動画1】中国科学調査船、東シナ海で作業中日本の妨害に遭遇
http://goo.gl/ugV3Ao
<日本の海上保安庁は、何度も警告を発するが科学号は相手にせず>