漸く「防衛上の空白地域」がなくなります。出鱈目な尖閣・沖縄の領有権を主張し侵犯を繰り返す中国軍の動きをしっかり監視して下さい。 — 《陸自:与那国島に新基地…19日着工 南西防衛、本格化》 日本最西端の与那国島(沖縄県)で19日、陸上自衛隊「沿岸監視部隊」基地建設工事の着工式が行われる。活発化する中国の海洋活動をにらみ、南西地域の防衛力整備が本格化する。 防衛省によると、沿岸監視部隊は、付近を航行する艦船や航空機の動向をレーダーなどで監視するのが役割。150人規模の部隊で2015年度中に発足する予定だ。 与那国島は沖縄本島の南西約500キロに位置し、尖閣諸島からは約150キロの距離にある。現在、日本の最西端の自衛隊基地は沖縄本島から約290キロ南西の宮古島にあるレーダー基地で、それより西は「防衛上の空白地域」とも指摘されている。昨年6月、島の町有地約21ヘクタールを年間1501万円で借りる契約を締結し、用地を確保した。 南西地域では近年、中国海警局などの船舶が頻繁に尖閣諸島周辺を航行。中国が東シナ海に設定した「防空識別圏」を巡っても、日中間の緊張が続いている。 一方、航空自衛隊は三沢基地(青森県)に所属する早期警戒機「E2C」4機を那覇基地に移転。20日に新部隊「第603飛行隊」が発足する。斉藤治和・航空幕僚長は今月11日の記者会見で「南西地域の警戒監視を安定的に実施するために万全を期したい」と話している。 |