領土の返還を外交により実現する為の環境整備の定石は、古今東西一つしかありません。その努力を欠いた状態での交渉は、無意味であるどころか、害悪ですらあります。
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《ロシア国防軍、2016年まで択捉・国後に軍事施設増強》
ロシア国防省は18日、露極東やシベリア地域を管轄する露軍東部軍管区の再軍備計画の一環として、北方領土の択捉島と国後島に2016年末までに、兵士用の居住施設などの軍施設を増設することを発表した。インタファクス通信が報じた。サハリンとクリール諸島(北方領土と千島列島)に駐留している軍部隊には今年も新型の戦闘機や対空ミサイルなどを配備、軍装備を増強するという。
18日、同管区司令官のスロビキン陸軍大佐がサハリン州のユジノサハリンスクで発表した。択捉、国後両島に建設される軍施設は150以上にのぼり、そのほとんどが駐留兵の住居や社会福祉施設だという。
大佐はまた、この3年間で、サハリンとクリール諸島に戦車などを含む350の最新兵器が配備されたことも明らかにした。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140418/erp14041823450012-n1.htm