私は、韓国が竹島に中国軍艦船の寄港を促し中国軍兵員の上陸を歓迎し、「独島」の防衛を共同声明するパフォーマンスですらする可能性がある、と考えています。米国にもこの懸念を伝え、日本海の真ん中に中国軍基地が出現する恐れ、日本海の「南シナ海化」を警告すべきだと考えます。
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《【軍事情勢】韓国領内に「中国軍基地」が出現する日》
置かれている安全保障環境を錯誤する彼の国の場合、跪き、頭を叩き付ける対象をはき違える愚を伴いかねない。
中国には経済ではなく安全保障、米国には安全保障ではなく経済面で、主におもねる半ば倒錯した“戦略”も有り得る。例えば、完成が迫る済州島海軍基地に中国海軍艦艇の寄港を認める、日米にとっての悪夢…。
済州島の韓国海軍基地は中国本土よりわずか480キロ。九州からはさらに近い。海域は、中国に海路運び込まれるエネルギーの8割が通る海上交通路に当たる。米国は有事の際、この航路を扼す要衝の島に基地を造営する韓国の計画を、強く支持したといわれる。