[ 9日成立の改正教科書無償措置法は、「市郡」単位で構成するとしていた採択地区の規定を「市町村」単位に改めた。] 余計な法改正をする必要はありませんでした。
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《教科書単独採択へ協議会からの離脱を検討 竹富町教委 県教委も前向き》
中学公民教科書の採択問題で、近隣2市町とつくる採択地区協議会の決定と異なる教科書を使っている沖縄県竹富町教育委員会が、単独で教科書を採択できるようにするため協議会からの離脱を検討していることが10日、分かった。同日午後に臨時会を開き、方針を確認する。
採択地区の構成を決める県教委もこれまでの定例会で、竹富町とほか2市町で採択地区を分割できないか検討しており、今後、再編作業が進むとみられる。
9日成立の改正教科書無償措置法は、協議会の設置義務を明記し、協議会で決めた同一の教科書の採択を義務付ける一方、「市郡」単位で構成するとしていた採択地区の規定を「市町村」単位に改めた。