日本ではXPのサポート打ち切り、中国ではXPサポート提供。国策で独自OSを持つ中国は強いですね。日本も独自OSの開発に取り組んでほしいものです。ちなみに、中国の最新の独自OS ”COS” は、「”China Operating System” ではなく ”Copy Other System” の略称だ」と中国国内でも揶揄されているそうです。
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《米マイクロソフト、レノボなど提携企業通じ中国でXPサポート提供へ》
米マイクロソフトは、パソコンメーカー、レノボ・グループ(聯想集団)やインターネットサービス大手の騰訊控股など中国企業数社と提携して、同国国内の基本ソフト(OS)「ウィンドウズXP」ユーザー向けにサポートとセキュリティサービスを提供する。
マイクロソフトは今週、XPのサポートとセキュリティーアップグレードを打ち切った。
中関村オンラインのまとめでは中国のXPユーザーは2億人で、市場全体の70%を占める、と新華社は報じている。
これらのユーザーへのサポートを継続するためにマイクロソフトはこの2社のほか、中国のインターネット企業、奇虎360科技など数社と提携し、情報保護やコンピューターのウイルス感染後の修理、新OS「ウィンドウズ7」「ウィンドウズ8」へのアップグレードなどのサービスを提供する。
テンセントはロイターに宛てた声明で、XP向けサポートを永久に無料で提供し、24時間対応のホットラインを2本設置したとしている。
奇虎はセキュリティサポートを提供するとともに、299元(48.25ドル)の料金でユーザーの新OSへの移行を支援する。
http://jp.reuters.com/article/technologyNews/idJPTYEA3901T20140410
(関連)
《中国、「独自OS」を発表:国家プロジェクト「核高基」の成果》
http://wired.jp/2014/01/23/china-builds-own-phone-os-aims-to-be-more-secure-than-android-or-iphone/