2014/04/06 4:01

中国では毎日暴動が500件以上、年20万件。1000万元(約1億6600万円)以上の資産を持つ中国人の6割が、外国に移民したか、検討中。2000年以降、1兆~4兆ドル(約103兆6600億円~約414兆6400億円)の隠し資産が中国から流出。以下、記事抜粋。

《【断末魔の中韓経済】「赤い貴族」が富を独占する植民地国家 人民犠牲に蓄財後は海外脱出》

 2014年3月30日、中国の広東省茂名市で、毒性の高いパラキシレン工場建設に反対する1万人規模のデモが発生した。地元政府は武装警察を動員し、催涙弾や高圧放水で鎮圧した。武装警察に殴打され、市民8人が死亡し、負傷者は数百人。共産党政府はすでに情報統制に乗り出し、ネット上の書き込みが大量に削除される事態になっている。

 中国では現在、年間に20万件近い暴動、政府への抗議行動が発生していると「言われている」。以前の共産党政府は、年間の暴動件数を律義に公表していた。ところが、05年に年間の暴動件数が8万7000件(!)を超えたという発表を最後に、公表しなくなってしまった。06年以降、年間の暴動件数が10万件を超すようになったためと考えられている。

 少なくとも1日に500件以上の暴動が発生している計算になるが、何しろ中国人民には選挙権がない。投票行為で「政治的」に問題を解決できない以上、中国人民に残された手段は「陳情」「賄賂」という手段に訴えるしかなく、それでもダメならば「暴動」に走るしかないのだ。

 12年の調査によると、1000万元(約1億6600万円)以上の資産を持つ中国人の6割が、外国に移民したか、移民検討中とのことだ。また、国際調査報道協会のジェームズ・ボール記者によると、00年以降、実に1兆~4兆ドル(約103兆6600億円~約414兆6400億円)の隠し資産が中国から流出した。