慰安婦には、多数の日本人女性がいましたが、誰も触れない。もちろん強制連行などされていません。像を作るならば、日本人女性も加えて下さい。
そしてオーストラリアでは、中国系から韓国系に連帯を提案したと言う。中国系の市民団体幹部には、中国共産党が実質運営する企業から資本注入を受けた経営者が含まれる。その様な中国国有企業の発展の為に尽くしてきた日本。どの様な冗談でしょうか。
以下、記事抜粋。
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《【歴史戦 第1部 河野談話の罪(3)前半】
「慰安婦」で豪州巻き込む中と韓 推進役は中国系》
オーストラリアの最大都市シドニー郊外のストラスフィールド市役所前で1日夜(日本時間同日夜)、2人の白人女性が笑顔で取り囲む中国系住民らと何度も記念撮影に納まっていた。
中国系団体はこの日、同市に建てる慰安婦像を中国人芸術家作成による「中、韓、豪の3姉妹」にする案を発表した。キャロルを加えることで、慰安婦問題にほとんど関心を示してこなかった中国や韓国系以外の住民の取り込みをはかったのは明らかだ。
中国系の発言者は、キャロルの言う「強制」を裏付ける根拠として、平成5年に慰安婦募集の強制性を認めた官房長官、河野洋平の談話にも触れた。韓国系の発言者も日本政府が河野談話を見直そうとしているとし、「慰安婦像を韓、中、豪の女性への暴力抑止の象徴にしよう」と訴えた。
公聴会にあわせるように現地の有力紙シドニー・モーニング・ヘラルド(電子版)は1日、「日本が第二次世界大戦の性奴隷像の提案に反対」との記事を掲載し韓国系副市長、サン・オクの「首相、安倍晋三は歴史をねじ曲げようとしている」との談話を紹介した。現地の日本大使館関係者によると、豪州の主要メディアが慰安婦像を大々的に取り上げたのは、これが初めて。この関係者は「慰安婦など聞いたこともなかったオーストラリアの一般市民が“性奴隷”の名の下に歪(わい)曲(きょく)された歴史を吹き込まれていく」と懸念を示した。
市議会は結局、判断を州や連邦政府に委ねたが、韓国系住民らは州への働きかけを強める方針という。
現地の日系人が「ふだんの生活では交わらない」と指摘する中国系と韓国系の“共闘”は、どう発生したのか。双方に聞いても「旧日本軍による人権侵害で問題意識を共有しており連携は自然」という紋切り型の答えが返ってくる。だが、ある中国系幹部は、「中国系から韓国系に連帯を提案した」と語る。
関係者によると、慰安婦像設置を進める中国系の市民団体幹部には、中国共産党が実質運営する企業から資本注入を受けた経営者が含まれるという。豪州を舞台に中国と韓国の対日「歴史戦」の構図が透けてみえる。