《仏地方選挙、極右政党が躍進 オランド政権に大きな打撃》
フランスも、移民政策の失敗から、「極右政党」が躍進する事になりました。
以下、記事。
—
フランス全土の市区町村議会議員を選出する統一地方選挙の第1回投票が23日行われ、反移民や反欧州連合(EU)を掲げる極右政党の国民戦線(FN)が大躍進した。最大野党の国民運動連合(UMP)などの右派の得票率は与党の社会党を中心とした左派を上回っており、オランド大統領には大きな打撃となった。
内務省の予備集計によると、左派の得票率38%に対し、右派が47%。FNは5%だが、前回2008年の第1回投票時の得票率0・9%を大きく上回った。FNのルペン党首は「FNは望んだ通りに定着した」と強調した。
選挙は約3万6千の市区町村議会議員を選ぶ。比例代表制で、第1回投票で50%を獲得した政党や政党連合がなければ、30日に第2回投票が行われる。議員が各自治体の首長を選出する。
FNは今回選挙で党史上最多となる約600の選挙区で比例代表名簿を提出し、10~15人の首長獲得を狙っている。景気回復や失業問題などで実績を示せずに支持率が低迷するオランド氏には厳しい結果となりそうだ。