《NATO、ロシアと開戦準備か?》
NATOは、ロシア軍のウクライナ本土への侵攻、あるいは今後の「軍事力による領土変更」を抑止する手段を真剣に検討しているものと考えます。
以下、記事。
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NATOは核兵器が使用できる戦略航空機の再装備を開始した。地政学問題アカデミーの会長をつとめるコンスタンチン・シヴコフ軍事学博士はこれについて、ロシアとの戦争準備を示す兆候である可能性を指摘している。
クリミアのロシアへの編入は全世界で、ウクライナの政権交代を図った米国の手痛い大敗と捉えられている。編入に対する米国の報復はロシアにはほとんど痛くも痒くもない制裁発動にとどまらなかった。米指導部は欧州に戦略核兵器ポテンシャルを拡大する事を突如決め、戦闘機F16と空軍のトルネードをNATOの5カ国(ベルギー、オランダ、トルコ、ドイツ、イタリア)に配備する提案が行われている。これらは核兵器B61-12の使用が可能。
シヴコフ博士は、これらの兵器でロシアに優位に立とうとする現われであり、米国が対露戦の準備を始めたことを示すものとの見方をしめし、その理由として、欧州はロシア以外に戦略核兵器を用いる相手をもたないと語っている。