《クリミア共和国議会強制解散へ…ウクライナ議会》
法律戦の応酬も激しく行われています。
以下、記事。
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ウクライナの憲法裁判所は14日、同国南部クリミア自治共和国の議会が16日にロシア編入の賛否を問う住民投票の実施を決定したことについて、「違憲」判断を示した。
ウクライナの通信社ウニアンが伝えた。これにより、ウクライナ議会は共和国議会の強制解散が可能になり、15日にも解散を議決するとみられる。
議会議長を兼務するトゥルチノフ大統領代行は14日、ロシアへの編入を前提にした共和国議会とクリミア半島の特別市セバストポリ市議会が採択した11日の「独立宣言」を無効とする大統領令を出した。
ウクライナ憲法は、憲法裁の違憲判断を前提に、議会に共和国議会を任期切れ前に強制解散させる権限を与えている。憲法裁の判断に先立ち、キエフ地方行政裁判所も、セバストポリ市議会による16日の住民投票の実施決定を「違法」と判断した。