《震災から3年、世界も追悼…米でウクライナで》
有り難うございます。
以下、記事。
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東日本大震災から3年を迎えた11日、米国やチェルノブイリ原発事故が起きたウクライナなど世界の国々でも犠牲者を追悼する行事が開かれた。
【サンディエゴ(米カリフォルニア州)=水野哲也】東日本大震災の発生2日後に東北沖に駆け付け、米軍の「トモダチ作戦」の中心となった米空母ロナルド・レーガンが停泊しているサンディエゴで11日、艦上での追悼式典が開かれた。
米海軍や日本政府関係者のほか、サンディエゴ在住の日系人らも出席。日米の国歌斉唱の後、空母部隊のパトリック・ホール司令官が「日本人は驚くべき不屈の力と前に進む意志を見せた。(日米は)互いに助け合う関係をさらに深めていくだろう」と語った。
新美潤・駐ロサンゼルス総領事は、すでに決定した同空母の日本配備に触れ、「家に帰るつもりで来てほしい。日本人はとても歓迎している」と述べた。
トモダチ作戦に参加した乗組員の1人は「日本の人々への敬意を表することができた。日本の国歌を聞いて記憶がよみがえってきた」と神妙な様子で語った。
一方、カーニー米大統領報道官は11日、「米国民は震災直後と同様に、復興への多くの課題に向き合う日本の友人に寄り添っていく」との声明を出した。
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【キエフ=工藤武人】1986年にチェルノブイリ原発事故が起きたウクライナでは11日夜、首都キエフ市内で、東日本大震災追悼コンサートが開かれた。
東日本大震災で亡くなった人と、チェルノブイリ原発事故の犠牲者への黙とうで始まったコンサートは、同国の著名な作曲家バシル・ピリプチュク氏が提唱し、在ウクライナ日本大使館などの協力で実現した。