2014/03/07 14:22

《クリミア国連特使、武装集団に威嚇され活動中止》

ウクライナ政府と欧米は、この件で国連を味方に付ける事ができ、情勢を巻き返す重要なきっかけとする事ができるのですが。

以下、記事。

 ロシアによる実効支配が進むウクライナ南部クリミア自治共和国で5日、情勢把握のため現地を訪れていた国連のロバート・セリー特使が武装集団にクリミアから立ち去るよう威嚇され、活動中止を余儀なくされた。

 特使は同日、同国の首都キエフに向けて移動した。

 報告を受けたヤン・エリアソン国連副事務総長によると、特使は自治共和国の中心都市シンフェロポリにある海軍施設を出た際、正体不明の10~15人の男の集団に取り囲まれた。一部は武装し、迷彩服のようなものを着用しており、空港に向かうよう脅した。

 特使は車での移動を阻まれ、歩いて現場を離れ、近くのカフェに避難した。ロイター通信によると、カフェ周辺で住民が「ロシア! ロシア!」と気勢を上げたという。ロシアはクリミアに展開しているのは地元の「自警団」と主張しているが、米欧は露軍の部隊であるとして撤退を求めている。