《ウクライナで反デモ法施行、首都は「戦場の様相」》
ウクライナは深刻な状況になってきました。
以下、記事抜粋。
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親ロシア政権に対し、親EU派の野党による反政権デモが続いているウクライナで21日、反デモ法が施行された。
反デモ法に抗議する10万人規模の反政権派と機動隊の衝突が3日目に入った首都キエフ(Kiev)では、反デモ法の施行を受け、かつてないほどの暴動が起きている。
ウクライナ議会報で正式に発表された反デモ法は、ほとんどすべての形態の抗議行動を禁止しており、公共の建物を封鎖した者には最高5年の禁固刑が科され、抗議行動でマスクやヘルメットを着用した者は逮捕される。またインターネット上での「中傷」の流布を禁じた条項もある。
同法は廃案を求める野党や、欧米諸国の呼び掛けにもかかわらず施行された。同法の規制条項を用い、ウクライナ当局が抗議行動を解散させるために暴力を行使する恐れがあるとの懸念を生じさせている。
キエフでは2か月にわたって抗議デモが続いているが、19日と20日に起きたデモ隊1万人と機動隊との衝突で、キエフ中心部はまさに戦場の様相を呈した。