《中国、6年後に空母完成 大連で建造中 将来は4隻計画》
継続は力なり。
以下、記事。
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中国政府系香港紙、大公報(電子版)によると、遼寧省トップの王●(=王へんに民)・党委書記が、18日に開かれた同省の人民代表大会(議会に相当)で、「わが国の2隻目の空母は大連造船所で建造している。約6年間で完成する」と明らかにした。中国の政府高官が空母の建造を公式に認めたのは初めて。
同紙によると、王書記は同日午前に行われた省人民代表大会大連分科会に参加した際に空母の話題に触れた。「中国は将来的に少なくとも4隻の空母を持つ」とも語ったといい、大連で建造されているのは4隻のうちの1隻である可能性もある。中国初の国産空母について、欧米メディアは数年前から「上海市郊外の造船所で建造されている」と伝えていた。
大連造船所で空母の建造が始まった時期について、王書記は明らかにしていないが、習近平国家主席が2013年8月に大連造船所を視察しており、その後、中国メディア「法制晩報」は、同年11月に中国人民解放軍の総装備部と大連造船所が所属する中国船舶重工の間で巨額の契約が交わされたと伝えた。
ある軍事ジャーナリストは、「習主席が視察後に自ら場所を決定し、空母の建造が実質的にスタートしたのは13年末だった」と指摘する。中国海軍は現在、ウクライナから購入した未完成空母を改修した「遼寧」を就役させているが、装備的に実戦には不向きとの指摘もあり、現在は「訓練用空母」と位置づけられている。