《日本兵慰霊碑立つ比レイテ島 自衛隊に「助けてほしい」》
[台風30号に襲われたフィリピン中部レイテ島には、第二次世界大戦中に戦死した日本兵を弔う数々の慰霊碑が立っており、碑は地元の住民たちが守ってきた。しかし、台風30号は数々の慰霊碑にも被害を及ぼし、碑を守ってきた住民の多くは自宅を失っている。]
[地区の長老の女性エンガルナシオン・ビリアレンテさん(81)は「戦争中、銃撃戦が続き怖かったが、食料をくれるよい日本兵もたくさんいた」と話し、自衛隊の被災者支援については「とてもうれしい。ここの住宅再建も助けてほしい」と訴える。]
[セブ島日本人会によると、慰霊碑を建てた各地の遺族会は旧日本兵や遺族の他界と高齢化で機能不全に陥っているケースが多い。日本人会は3年前から手弁当で慰霊碑周辺の住民に心付けのお金を渡し、管理をお願いしてきたという。]
日本兵を弔う慰霊碑を守ってきた住民に感謝し、復興を支援したいですね。