《【石平のChina Watch】「警官殴り」がはやる国…忍び寄る「乱世」》
[多くの国民が不満と敵意をもっているからこそ、身近にある政治権力の象徴である警察官の顔を見るや否や、とにかく一発食らわせてやりたい気分になっているのであろう。そして、「警官を殴る」という具体的な行動に移したところから、中国社会のもうひとつの重要な変化を読み取ることができよう。
それは、今の中国民衆が警察権力も含めた政治権力を昔のように、恐れなくなっていることだ。]
これは重要な変化です。中国人社会の中では、共産党独裁政府の権威・権力が失墜し、統制が綻びつつある。チベット、ウイグル、南モンゴルなどの少数民族に対しては、残虐に弾圧していますが。