吉田康一郎blog

2014/03/25 22:19

2014/03/25

《台湾・行政院占拠 主導者は大学院生 学生運動を組織化》 林飛帆氏(25)。なるほど、今回の学生運動を指揮している人は、こういう人でしたか。 以下、記事。 —  台湾の立法院(国会に相当)占拠は、行政院(内閣)敷地内への学生らの乱入と警察による強制排除という近年でもまれに見る激しい対立に発展した。史上初とされる一般市民による議場占拠を指揮しているのが、各大学の運動を統合する組織だ。その「総指揮」と呼ばれる学生は、馬英九政権下で進む対中接近に反発し、学生運動の組織化と街頭での直接行動を指揮してきた。  この学生は、台湾大の政治学系大学院修士課程に所属する林飛帆氏(25)。林氏は野党の勢力が強い南部の台南市出身で、地元の大学を卒業後、同大学院に進学した。林氏は23日、台湾各地の大学に授業のボイコットを呼びかけ、24日には一部で呼応する動きが出始めた。  台湾メディアによると、林氏が政治運動に関わる契機となったのは、2008年11月、中国の対台湾窓口機関トップの初訪台。馬政権は台湾の旗の掲揚を認めないなど中国への配慮を示し、抗議活動を強制排除。林氏はこれに腹を立て学生運動に身を投じた。  約1カ月後、馬総統の謝罪などの目標を達成できずに運動が解散した際、学生組織間の連携の悪さが原因と分析。自ら学生団体を立ち上げ、他校との連携を進めた。  12年には、中国に深い利害を持ち、尖閣諸島(沖縄県石垣市)への抗議漁船に燃料代を寄付したことでも知られる企業グループ「旺旺」による大手ケーブルテレビ買収に反発。「反メディア独占」を掲げて9月に行われた大規模デモでは、学生団体を指揮した。旺旺は同テレビに加え、大手紙の買収にも失敗した。  林氏は18日夜からの立法院占拠では、「サービス貿易協定」について「条項ごとの審議」から「馬総統との直接対話」「協定撤回」などと徐々に要求をつり上げてきた。ただ、過激な行動には一貫して否定的な姿勢を示しており、これに不満を持つ学生らが23日夜、行政院への乱入に踏み切ったとされる。  行政院の江宜樺院長(首相)は強制排除後の記者会見で、「抗議活動はすでに変質し、制御できなくなっている」と学生側を非難。与党、中国国民党寄りのテレビ局、TVBSは「学生運動がタカ派とハト派に分裂」と報じており、ハト派とされる林氏の指導力がいつまで続くかは不透明な側面もある。

2014/03/25 8:09

2014/03/25

《仏地方選挙、極右政党が躍進 オランド政権に大きな打撃》 フランスも、移民政策の失敗から、「極右政党」が躍進する事になりました。 以下、記事。 —  フランス全土の市区町村議会議員を選出する統一地方選挙の第1回投票が23日行われ、反移民や反欧州連合(EU)を掲げる極右政党の国民戦線(FN)が大躍進した。最大野党の国民運動連合(UMP)などの右派の得票率は与党の社会党を中心とした左派を上回っており、オランド大統領には大きな打撃となった。  内務省の予備集計によると、左派の得票率38%に対し、右派が47%。FNは5%だが、前回2008年の第1回投票時の得票率0・9%を大きく上回った。FNのルペン党首は「FNは望んだ通りに定着した」と強調した。  選挙は約3万6千の市区町村議会議員を選ぶ。比例代表制で、第1回投票で50%を獲得した政党や政党連合がなければ、30日に第2回投票が行われる。議員が各自治体の首長を選出する。  FNは今回選挙で党史上最多となる約600の選挙区で比例代表名簿を提出し、10~15人の首長獲得を狙っている。景気回復や失業問題などで実績を示せずに支持率が低迷するオランド氏には厳しい結果となりそうだ。

2014/03/25 5:47

2014/03/25

《日本、高濃縮ウランとプルトニウム返還で米と合意》 高速炉の研究は必要です。 以下、記事抜粋。 —  日本と米国は24日、日本政府が研究用として提供を受けていた高濃縮ウランと分離プルトニウムを米国に返還することで合意した。米ホワイトハウスがオバマ大統領と安倍晋三首相の共同声明を発表した。

2014/03/25 5:35

2014/03/25

《大動脈抱えるJR東海 中・韓国語対応 進まず》 国交省の愚かな多言語表示化政策に対する、JR東海の「多言語表示は、限られたスペースの中で文字が小さくなり、見づらくなる」との主張はもっともです。 日本の義務教育で教え国民が読める言語は、国語である日本語と、同盟国である米国の言語であり国際機関を含め事実上の国際共通語となっている英語です。 簡体字とは言え漢字を使用する中国人は、日本語表示の理解は容易であり、 人口5000万人の韓国語よりも使用人口の多い言語は、日、英、中を除いても、 公用語として、ヒンディー語 (7億人)、スペイン語 (4億2000万人)、ロシア語 (2億7000万人)、アラビア語 (2億3000万人)、フランス語 (2億2000万人)、ベンガル語 (2億2000万人)、ポルトガル語 ( 2億1500万人)、マレー語 (1億6000万人)、ドイツ語 (1億人)、ウルドゥー語 (1億人)、パンジャブ語 (9000万人)、ベトナム語 (8600万人)、タミル語 (8300万人)、ジャワ語 (7500万人)、テルグ語 (7500万人)、イタリア語 (6000万人)、の16言語があり、ラテン文字を使わない言語で11言語、アジアだけでも10言語が、韓国語よりも優先すべきです。(人口については諸説有り) これらの言語を全て表示せよ、と主張しているのではありません。 我が国の領土を占領し、あるいは要求し、我が国を不当に侮辱し、友好的姿勢などない国に対して、日本国民が読めない簡体字やハングル表示などやめよ、我が国に来て我が国の人と交流する事もなしに、法律も文化も習慣も異なる自国と同じ様に振舞えるかの様にするなど、百害あって一利なしだと言っているのです。 外国語表示は英語だけで充分であり、それ以外は必要ありません。 以下、記事抜粋。 —  日本を訪れるアジア圏の旅行者が増える中、JR東日本や大手私鉄では、鉄道の駅名や乗り場などの案内表示を中国語や韓国語で示す取り組みが広がる。しかし、日本の大動脈の東海道新幹線を運行するJR東海は英語表示のみ。国土交通省は二〇〇九年、英語以外での表示の必要性を指摘したが、JR東海は「(複数の外国語を使うと表示の)文字が小さくなる」と反論し、駅での案内表示のあり方に一石を投じている。  駅などでの外国語サービスのあり方について国交省は〇六年「『おもてなし』の観点から英語以外の外国語でも情報提供を行うことがさらに望ましい」とのガイドラインを提示した。  輸送サービスなどの状況に関して調べるJR東海に対する〇九年の業務監査でも「他社の駅施設では中国語や韓国語などの表記があるが、JR東海はない」と指摘。「来訪外国人の約七割がアジア圏からで外国人を意識した表記について検討が必要」とした。  これに対しJR東海は「国際的共通語の英語をできるだけ大きな字で記すのが基本」と主張。多言語表示は「限られたスペースの中で文字が小さくなり、見づらくなるおそれがある」と反論していた。  現在はキャリーバッグの扱いや緊急ドアを引っぱらないよう呼び掛ける注意書きについては英語以外でも表示。一部の券売機では多言語対応も始めたが「高齢社会に配慮し日本語を大きな文字で表記している。英語以外の外国語も表記すれば文字が小さくなり読みにくくなる」とし「対応は現状で十分」と主張する。

2014/03/25 3:11

2014/03/25

《教えて下さい》 台湾で学生による国会占拠が始まった18日夜以降、私が視る事ができた日本のテレビ局のニュース番組でこの事件を報じたのは、24日 16:53 ~ のTBS「Nスタ」が最初なのですが、それより前に報じたテレビ局があったら教えて下さい。

2014/03/25 2:43

2014/03/25

《台湾国会:大陸との経済協定で「審議終了」を撤回、協定締結を否決》 サーチナがソースなので、まだ分かりませんが。 以下、記事。 —  台湾国営通信社の中央社によると、台湾の国会に相当する立法院の内政委員会など8つの常設委員会が24日、合同審議を行い、大陸との間のサービス貿易協定について、行政院(政府)に対して「撤回し、大陸側とは改めて交渉するを求める」決議を行った。同会議に与党国民党の代表(議員)はすべて欠席した。  同協定は台湾の世論を二分する政治上の大問題だった。立法院でも議論は白熱していた。内政委員会では国民党所属議員が17日、「3カ月審議して立法院として反対の結論を出せなかった場合には審議終了として、行政院(政府)が当初提案の通りに手続きを進めることができる」という規則をもとに「審議終了」を宣言した。  同宣言に対して野党は一斉に猛反発。宣言を認めないとする意見が出された。さらに学生など同協定反対派の不満が爆発し、立法院議場の占拠などにつながった。  内政委員会など連合で開いた24日の審議は「審議終了宣言」を含めて17日の審議をすべて無効とした。行政院に対しては大陸側と合意済みのサービス貿易協定を撤回し、大陸側と改めて協議をするように求めた。  馬政権は既存の法規のもとでのサービス貿易協定の発効を目指していたが、24日の審議は、大陸側との協定締結などについて監督メカニズムを持たせる新法を定めてから、改めて審議することにすると決めた。  同会議に国民党議員は全員が欠席した。民進党議員は全員が賛成した。  行政院の孫立群報道官は、「行政院各部会の官員は立法院を尊重する」と述べた。ただし「立法院の議案の進行と解釈、認定は議員の職権であり、行政院の口出しはうまくいかない」など、不満をにじませる言い方もした。  台湾のインターネットでは、「号外!! 反サービス貿易協定が大きな成果!! 協定が撤回されたぞ!!」などの書き込みが相次いでいる。 ◆解説◆  馬英九政権は、大陸とのサービス貿易協定の早期発効を目指したが、大混乱を引き起こした上に失敗したことになる。  馬英九政権は同問題以外にも、原発の建設と存続という世論を二分する問題を抱えている。特に、建設中の第四原発(核四)の是非については2013年3月に「8月を目途に住民投票を行う」と表明しながら、住民投票について言及しなくなったことで、批判がなおさら高まった。  反対派の中には「私はもともと原発に反対していただけだった。ところがあなたが(核四の建設を)強行しようとするものだから、私は反馬英九になった」と明言する人もいる。  台湾では11月29日に主要7地域の主張を決める「七合一選挙」が実施される。2016年には次期総統選がある。国民党内部も「一丸」というわけでなく、馬英九総統と“二人三脚”で、民進党からの政権奪回などを戦ってきた王金平立法院院長も党籍抹消処分を受けるなどの混乱が発生している(裁判所が処分保全の仮処分)。  馬政権が「七合一選挙」に惨敗した場合、総統選との関係もあり「選挙に勝てない党の顔」とみなされ、国民党内で「馬英九降ろし」が発生する可能性もある。

2014/03/25 2:14

2014/03/25

Yoko Sakakida 氏FBより — 【朗報!!】 ニコ生中継より。 『台灣政府、3/17の馬英九総統の「30秒決議」は行政院に差し戻して再審議を決定』までは漕ぎ着けました! ただ、 1.これはまだ台中サービス協定の白紙撤回ではないのでそこまで頑張る 2.国民が参加することの出来る協議監督条例を設けさせるまで徹底抗戦 PCの前からだけど一緒に拍手しながら泣いた~。゚(゚´Д`゚)゚。 このデモ始まってから初めての嬉し泣き!!!!。゚(゚´Д`゚)゚。

2014/03/25 0:11

2014/03/25

西村幸祐氏FBより — 3月24日の自由時報の紙面です。 なお、3/24未明の権力側の強制排除の暴力により、台湾団結聯盟の周倪安・女性立法委員(国会議員)が負傷。肋骨と鼻梁骨付近が骨折、脳震盪で入院中。馬英九の責任が追及されるのは必至です。

2014/03/25 0:07

2014/03/25

《【2014/3/24】「台湾の天安門事件」-馬英九政権、学生・市民を血の弾圧-【写真記録】》 写真をご覧下さい。 以下、記事。 — 本日(24日)深夜、馬英九中国国民党(KMT)政権が、行政院前で座り込みを続けていた非暴力の学生達に対して極めて暴力的な方法で弾圧をおこなった。 李登輝時代から延々と築かれた台湾の民主社会が暗黒時代へと後退した瞬間である。馬英九は一時的に行政院附近の学生等の排除に成功したかもしれないが、勝利ではなく確実に敗北への第一歩である。 今月18日、大学生らが中心なり立法院(=国会)議場を占拠するという事件が有った。それから5日後の昨日(3/23夜)に、学生数百人(一千数百名と も、彼等の行動を立法院占拠組の指導者達は関知していなかったとされている)が行政院(内閣)を包囲する警察が構築した防衛線を突如突破して、そのまま行 政院周辺を学生や市民らが包囲占拠するという事態となっていた。 また台湾時間の22時頃に原住民青年団が監察院を「攻占」したという情報が流れるとfacebookでは興奮と共に好意的に取り上げられていた。しかしその後の状況は不明↓ そして一部の学生等によって行政院長執務室も一時占拠、そのタイミングを見計らった様に二千名の鎮暴警察(機動隊)が二十四日未明、警棒、楯そして放水車を使用して学生を暴力的に排除したのである。この時警察隊に強制排除されたなかには、謝長廷 元行政院長(民進党政権時)がおり、TV影像でも確認されていたそうで、また御自身がその時の写真をfacebookに掲載している。単なる暴徒等では無く、野党民進党や台湾団結連盟もが動員をかけた政治的な行動であった訳である。その為安心して参加した学生市民が多かったであろう。 この時にfacebookでは一人若者が衝突により死亡したという情報が流れていた(日本時間深夜零時頃)。そして時間が前後するが日本時間22時頃には「国防部が緊急に憲兵三千名を招集」という情報が流れていた。「学生達は24日の授業をボイコット、社会人にはストライキを呼び掛けており、馬英九総統は二十四日、全日程をキャンセルし総統府に詰め、対応策を協議する。総統府の周辺道路はバリケードで封鎖され、車の通行も規制されている。軍は総統府を警護するため憲兵隊三千人に待機命令を出している(東京新聞報道)」という。 恐らくこれは彼の政治生命の終焉の始まりと考えるべきであろう。 台湾の民主社会は日本人が考えるほど弱くは無い。台湾人は自ら、自由と民主主義を勝ち取ってきた歴史がある。今回の「サービス貿易協定」の締結の結果、そして本日深夜の暴力的弾圧によって台湾青年(大学生を主とする)の反馬英九感情は最大限に燃え盛ってしまった。愚かな馬英九、彼の行状は永遠に台湾史に記録される事となったのである。 これにより馬英九は国民党支持者(9%程度と聞く)からの支持をも失う。彼の政治生命終わりの始まりなのである。 事実だとすれば馬英九政権の見境のない暴力性はすさまじい。そして警察は、報道記者を追い払った後に学生を殴り始めていたという。それでも多くの動画、写真による警察隊の学生達への暴行の記録を筆者もライブ中継(臺新聞/http://www.ustream.tv/channel/ptstv/theater)で注視していたが、まぎれもなく暴力をいとわない方法をとっていた。深夜にである。 それにしても、今回の台湾の歴史的重大事件に関して日本の報道機関の扱いは不当に小さな扱いとなっている様に思う。「学生と警察双方の130人以上が負傷し、学生ら32人が現行犯逮捕された(産経新聞報道)」台灣史上に記録される大事件がである。

2014/03/24 23:53

2014/03/24

西村幸祐氏FBより — 台湾の学生たちが作ったWEBサイト。 「退回服貿」というサービス貿易協定撤回のスローガンが、「吠え吠え熊」と日本人に聞こえたことから、このようなキャラクターが誕生した。 このページには、ストリーミングやYouTubeなど12チャンネルがリンクされていて、立法院など各地点からの生中継が視聴できる。