吉田康一郎blog
08/08/2016 12:28:12 PM
経済の不調による国民の不満を、尖閣諸島への侵略のエスカレーションで逸らそうとしている中共独裁政府。 法に基づき、断固たる措置を。そして、尖閣諸島への不当な領有権の主張を撤回し、異常な軍事予算を削減するまで、制裁措置を実施すべきです。 — 《「世界の工場」揺らぐ…中国輸出、4カ月連続マイナス 人民元安で資金流出懸念拡大》 2016.08.08 産経新聞 中国税関総署が8日発表した7月の貿易統計によると、ドルベースの輸出総額は1847億3300万ドル(約18兆8500億円)と前年同月比で4・4%減少し、4カ月連続で前年水準を下回った。輸入総額は1324億2500万ドルと12・5%もの減少で、21カ月連続マイナスだった。内外の需要低迷が影響したが、中国の経済成長を支えてきた貿易の失速も鮮明になった。 輸出入を合わせた7月の貿易総額は3171億5800万ドルで7・9%の減少だった。貿易総額のマイナスも4カ月連続。輸出がプラスだった今年の3月は春節(旧正月)連休のずれによる季節要因が大きく、事実上、昨年初めから輸出入とも減少が続いている。 今年1~7月累計の貿易総額は前年同期比8・7%減、輸出は7・4%の減少だった。地域別輸出で米国向けは8・8%減。中国にとって最大の輸出相手先である欧州連合(EU)は4・3%減、日本は6・0%減といずれも落ち込んだ。 人民元の為替レートが安値傾向にある中での輸出減は、原材料や部品を輸入して人海戦術で安価に組み立て、大量に輸出する加工貿易で「世界の工場」となった中国の戦略が大きく揺らいでいることを意味する。人件費の高騰などで製造業が輸出競争力を失いつつある。 品目別では、鋼材で輸出額が15・5%減少したものの数量は逆に8・5%増の6741万トンとなり、過剰生産を背景とする洪水のような安値輸出が続いていることを裏付けた。日米欧からの批判も強まりそうだ。 1~7月累計の輸入では、国際価格の低迷が続く原油が金額ベースで25・8%減の618億1800万ドルと大幅に減った。中国は個人消費の伸び悩みや不動産開発の停滞による内需低迷で、世界からモノを買う力が低下しており、世界経済にも影響しそうだ。 ◇ 中国の7月貿易統計は輸出入とも大幅に減少となり、中国経済の減速感が鮮明になった。中国政府は輸出の下支えに人民元の緩やかな下落を容認しているとみられる。だが、元の先安観が強まれば、海外への資金流出を招くとの懸念もあり、世界経済が抱える不安は強まるばかりだ。 元は英国のEU離脱決定後に下落が加速し、7月18日に節目の1ドル=6・7元を割り、2010年秋以来の安値をつけた。足元では6・65元前後とやや元高に戻ったが、6・4元台だった春先に比べ弱含んでいる。 中国当局は人民元の下落が進むたび、外貨準備を取り崩してドル売り元買いの為替介入を行い、人民元安を抑制してきた。中国から海外に資金流出が進めば、企業の資金繰りが悪化するなど実体経済にも影響を与えるためだ。 しかし、米投資銀行ブラウン・ブラザーズ・ハリマンの村田雅志通貨ストラテジストは「中国当局はところどころで介入しているが、緩やかな元安を容認する姿勢になった」と指摘する。鉄鋼などの設備過剰が深刻化する中、相場の急変は避けつつも、一定水準までは元安に誘導する考えではないかとの観測もある。 一方、各国は元安進行を警戒する。中国当局が昨年8月に元レートを突如切り下げた際は、世界に株安などの動揺が広がった。今後ドルの上昇が加速し、当局の想定以上に大きな元安となれば、中国からの資金流出が進み金融市場が混乱しかねない。 麻生太郎財務相は8日の閣議後会見で、生産設備の過剰解消など中国の構造改革について「どういう方針でやろうとされるのかはまだよく見えていない」と述べ、今後の動向を注視する考えを示した。為替施策を含め、中国に対する国際社会の視線は厳しくなっている。(上海=河崎真澄、万福博之) http://www.sankei.com/world/news/160808/wor1608080041-n1.html — 《尖閣沖 中国船、5隻が領海侵入 接続水域に最多の13隻》 2016.08.07 毎日新聞 外務省や第11管区海上保安本部(沖縄県)によると、沖縄県・尖閣諸島周辺で7日、中国海警局の公船5隻が領海に侵入した。また、周辺の接続水域をこれまでで最も多い中国公船13隻が航行した。 外務省の杉山晋輔事務次官は程永華駐日中国大使に電話で2度にわたり「我が国主権の侵害で、断固認められない」と強く抗議。同省の金杉憲治アジア大洋州局長も郭燕(かくえん)駐日中国公使に、接続水域から退去するよう求めた。 尖閣周辺では5日に中国漁船に伴う形で中国の海警船が領海に侵入し、次官が大使に同様の抗議を行ったばかり。6日には接続水域に公船7隻が相次いで入り、周辺では中国漁船約230隻の行動も確認されており、日本政府は警戒を強めている。 海保などによると、中国公船2隻が7日午前10時から10時45分ごろまで、尖閣周辺の領海に侵入。このうちの1隻と、別の中国公船3隻が同日午後4時から7時35分ごろまでの間、領海への侵入や退去を繰り返した。【前田洋平】 http://mainichi.jp/articles/20160808/k00/00m/010/030000c https://www.facebook.com/koichiro.yoshida.jp/posts/624261197741420
08/08/2016 04:25:38 AM
08/08/2016 01:24:20 AM
《天皇陛下がお気持ちを表明(全文)》 2016.08.08 NHK 「生前退位」の意向を宮内庁の関係者に示している天皇陛下は、8日、ビデオメッセージでお気持ちを表しました。 象徴としてのお務めについての天皇陛下お言葉(全文) 戦後70年という大きな節目を過ぎ、2年後には、平成30年を迎えます。 私も八十を越え、体力の面などから様々な制約を覚えることもあり、ここ数年、天皇としての自らの歩みを振り返るとともに、この先の自分の在り方や務めにつき、思いを致すようになりました。 本日は、社会の高齢化が進む中、天皇もまた高齢となった場合、どのような在り方が望ましいか、天皇という立場上、現行の皇室制度に具体的に触れることは控えながら、私が個人として、これまでに考えて来たことを話したいと思います。 即位以来、私は国事行為を行うと共に、日本国憲法下で象徴と位置づけられた天皇の望ましい在り方を、日々模索しつつ過ごして来ました。伝統の継承者として、これを守り続ける責任に深く思いを致し、更に日々新たになる日本と世界の中にあって、日本の皇室が、いかに伝統を現代に生かし、いきいきとして社会に内在し、人々の期待に応えていくかを考えつつ、今日に至っています。 そのような中、何年か前のことになりますが、2度の外科手術を受け、加えて高齢による体力の低下を覚えるようになった頃から、これから先、従来のように重い務めを果たすことが困難になった場合、どのように身を処していくことが、国にとり、国民にとり、また、私のあとを歩む皇族にとり良いことであるかにつき、考えるようになりました。既に八十を越え、幸いに健康であるとは申せ、次第に進む身体の衰えを考慮する時、これまでのように、全身全霊をもって象徴の務めを果たしていくことが、難しくなるのではないかと案じています。 私が天皇の位についてから、ほぼ28年、この間私は、我が国における多くの喜びの時、また悲しみの時を、人々と共に過ごして来ました。私はこれまで天皇の務めとして、何よりもまず国民の安寧と幸せを祈ることを大切に考えて来ましたが、同時に事にあたっては、時として人々の傍らに立ち、その声に耳を傾け、思いに寄り添うことも大切なことと考えて来ました。天皇が象徴であると共に、国民統合の象徴としての役割を果たすためには、天皇が国民に、天皇という象徴の立場への理解を求めると共に、天皇もまた、自らのありように深く心し、国民に対する理解を深め、常に国民と共にある自覚を自らの内に育てる必要を感じて来ました。こうした意味において、日本の各地、とりわけ遠隔の地や島々への旅も、私は天皇の象徴的行為として、大切なものと感じて来ました。皇太子の時代も含め、これまで私が皇后と共に行って来たほぼ全国に及ぶ旅は、国内のどこにおいても、その地域を愛し、その共同体を地道に支える市井の人々のあることを私に認識させ、私がこの認識をもって、天皇として大切な、国民を思い、国民のために祈るという務めを、人々への深い信頼と敬愛をもってなし得たことは、幸せなことでした。 天皇の高齢化に伴う対処の仕方が、国事行為や、その象徴としての行為を限りなく縮小していくことには、無理があろうと思われます。また、天皇が未成年であったり、重病などによりその機能を果たし得なくなった場合には、天皇の行為を代行する摂政を置くことも考えられます。しかし、この場合も、天皇が十分にその立場に求められる務めを果たせぬまま、生涯の終わりに至るまで天皇であり続けることに変わりはありません。 天皇が健康を損ない、深刻な状態に立ち至った場合、これまでにも見られたように、社会が停滞し、国民の暮らしにも様々な影響が及ぶことが懸念されます。更にこれまでの皇室のしきたりとして、天皇の終焉に当たっては、重い殯(もがり)の行事が連日ほぼ2ヶ月にわたって続き、その後喪儀に関連する行事が、1年間続きます。その様々な行事と、新時代に関わる諸行事が同時に進行することから、行事に関わる人々、とりわけ残される家族は、非常に厳しい状況下に置かれざるを得ません。こうした事態を避けることは出来ないものだろうかとの思いが、胸に去来することもあります。 始めにも述べましたように、憲法の下、天皇は国政に関する権能を有しません。そうした中で、このたび我が国の長い天皇の歴史を改めて振り返りつつ、これからも皇室がどのような時にも国民と共にあり、相たずさえてこの国の未来を築いていけるよう、そして象徴天皇の務めが常に途切れることなく、安定的に続いていくことをひとえに念じ、ここに私の気持ちをお話しいたしました。 国民の理解を得られることを、切に願っています。 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160808/k10010626811000.html https://www.facebook.com/koichiro.yoshida.jp/posts/623985367769003
08/07/2016 07:42:02 AM
08/06/2016 11:25:30 PM
東シナ海のガス田海上施設にレーダー設置が判明したのは初めて。 中国は、我が国の抗議は一顧だにせず、どんどん拠点の前進と軍事化を進める。軍事予算も拡大の一途。 我が国は、「中国を刺激」しないよう、数十年、抗議以外何もしない。 — 《中国、東シナ海のガス田にレーダー…軍事利用か》 2016.08.07 読売新聞 中国が東シナ海の日中中間線付近で開発を進めるガス田の海上施設1基に、レーダーと監視カメラが設置されたことが6日、分かった。 複数の日本政府関係者が明らかにした。レーダー設置が判明したのは、東シナ海の日中中間線付近に16基ある海上施設で初めて。日本政府は5日、外交ルートで中国に厳重に抗議し、撤去を要求した。日本政府は海上施設が今後軍事目的で利用される可能性もあるとみて警戒している。 レーダーと監視カメラの設置が確認されたのは、日本政府が「第12基」と呼んでいる海上施設。日本政府は6月下旬にレーダーのようなものが設置されたのを確認し、その後、防衛省が写真を分析し、水上レーダーと判明した。 設置されたレーダーは、主に狭い範囲での水上の捜索に使用されるとみられる。 http://www.yomiuri.co.jp/politics/20160806-OYT1T50112.html https://www.facebook.com/koichiro.yoshida.jp/posts/623474897820050
08/06/2016 11:01:30 AM
ここまで都議会が報じられる様になりましたか。 — 《「都議会自民のドン」辞任しても“闇将軍”で君臨か “反内田派”が拡大も》 2016.08.06 ZAKZAK 自民党東京都連幹部は5日、都知事選敗北の責任を取って総退陣した。10年以上、都連幹事長として君臨した「都議会のドン」こと内田茂都議(77)も辞任したが、決して小池百合子都知事(64)に屈服したわけではない。都議会自民党(60人)の約半数が「内田派」といわれており、内田氏は今後、「院政」を敷く可能性が高い。「都政刷新」を掲げる小池氏は、これから“闇将軍”に立ち向かうことになる。 都連は5日午前11時から、党本部で国会議員や都議、各支部の幹部らが出席する合同会議を開いた。冒頭、石原伸晃会長(経済再生担当相)から、石原、内田両氏に加え、下村博文会長代行と鴨下一郎政調会長、平沢勝栄総務会長の5人の引責辞任が報告され、了承された。 後任人事は、深谷隆司都連最高顧問(元通産相)をトップに、同日発足した役員選考委員会で検討される。委員会は、国会議員や都議など19人で構成されたが、辞任した5人は除外された。ただ、内田氏の側近中の側近とされるベテラン都議が加わった。 カギを握るのは、やはり「ドン」こと内田氏だ。 内田氏は都議でありながら、国会議員も所属する都連の幹事長として、公認権や資金を握り、絶大な権力を保持してきた。国会議員も、選挙の手足となる都議の実力者には強く出られないという。内田氏の後任幹事長も、内田氏側近の有力都議が選出されるとの見方が強い。 都議会関係者は「内田氏は都連幹事長を退いても、後継者を『傀儡』として操るはずだ。都議会自民党には定数127の半数に近い60人の都議がいるが、このうち半分が『内田派』とみていい。かつての小沢一郎氏(現・生活の党と山本太郎となかまたち代表)のように『闇将軍』として振る舞うだろう。現に、内田氏と小沢氏は親しかった」と語った。 中央政界には過去、ロッキード事件で逮捕された後も、自民党最大派閥「田中派」を率いて実力者であり続けた田中角栄元首相や、自民党と民主党で隠然たる影響力を行使した小沢氏、政府自民党で強権を振るった野中広務元幹事長など、「闇将軍」と呼ばれた政治家が何人かいる。 地方政界にも、県会議長や県連会長などを歴任し、「国会議員以上の力を持つ」と言われる重鎮はいる。だが、内田氏が君臨するのは総額約13兆円の予算規模を持ち、約16万人の職員を抱える首都・東京の議会だけに、その影響力は大きい。 ただ、都議会自民党内にも、現状を変えようという動きがあるという。 今回の都知事選で、都議会のドン支配に対し、2011年7月に「抗議の死」を選んだという樺山卓司(かばやま・たかし)元都議の存在がクローズアップされたことも、大きいようだ。 前出の関係者は「小池氏は『都連=ブラックボックス』と表現したが、内田氏が権力を握り続けることに疑問を持つ都議は増えている。現時点で10~15人はいる。小池氏が調査チームで疑惑を追及し、都民に情報公開していけば、来年夏の都議選を見据えて『内田派』は厳しい立場に追い込まれかねない。今後、パワーバランスが変わる可能性はある」と語る。 290万票を超える圧倒的支持を得て当選した小池氏に対し、政府自民党も歩み寄り始めた。 安倍晋三首相と二階俊博幹事長は4日、小池氏と個別に会談し、20年東京五輪・パラリンピックの成功に向け、緊密に協力する方針で一致した。 「犬猿の仲」とされた東京五輪組織委員会の森喜朗会長(元首相)も同日、滞在中のリオデジャネイロから小池氏に電話し、今後、連携していくことで一致した。小池氏は「(東京で)お目にかかることを楽しみにしていると申し上げた」「チームワークでございます」と語った。 こうしたなか、「ブラックボックス」が存続することは許されない。都民も国民も「闇の排除」を熱望している。 http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20160806/plt1608061530001-n1.htm https://www.facebook.com/koichiro.yoshida.jp/posts/623233057844234
08/06/2016 10:47:27 AM
豪州の現場で戦っておられるAJCNの山岡鉄秀さんより。 https://www.facebook.com/koichiro.yoshida.jp/posts/623228621178011
08/06/2016 05:01:20 AM
河野談話を明確に否定し、慰安婦の強制連行など無かった事を明確に強力に広報しなければ、今後も世界にどんどん捏造が広がっていく事を改めて示しています。 — 《【歴史戦】オーストラリア初の慰安婦像が除幕式 シドニー郊外、地元テレビ「日本兵に何百回も…」と元慰安婦紹介》 2016.08.06 産経新聞 【バンコク=吉村英輝】オーストラリアの一部韓国系グループが6日、最大都市シドニー郊外の公園で「慰安婦」像の除幕式を行った。豪州での慰安婦像設置は初めて。日系の市民団体は「在豪日本人への人種差別につながる」と反対していた。オーストラリア公共放送ABC(電子版)は「(日韓市民間の)対立が深まっている」と伝えた。 慰安婦像が設置されたのは、シドニー西部のクロイドン公園内。除幕式は韓国から元慰安婦(89)を招いて開かれた。同放送は、この慰安婦を「13歳で慰安所で仕事を強制され、日本兵たちに何百回も強姦された」と紹介した。 高さ約1・5メートルの像は、ソウルの日本大使館前に設置されたものと同様、いすに腰掛けている少女のとなりの席が空いている構造。除幕式に際し、元慰安婦は像と並んで腰掛け、記念撮影の写真に収まった。 像は市役所などの許可が必要ないとして、「シドニー韓人会館」にまず設置され、年内に近郊の教会施設内に移設される予定。豪州では、韓国系住民が多いストラスフィールド市でも昨年、慰安婦像設置が計画されたが、市議会から退けられた経緯がある。 http://www.sankei.com/world/news/160806/wor1608060053-n1.html https://www.facebook.com/koichiro.yoshida.jp/posts/623082251192648
08/06/2016 12:14:53 AM
6日、尖閣の接続水域に中国海警局6隻と中国漁船230隻侵入。外務省、「緊張をさらに高める一方的な情勢のエスカレーションで、決して受け入れられない」と抗議。 この一方的なエスカレーションを理由に、尖閣諸島に海上保安庁の監視施設を建設して良いのではないですか? 今、我が国政府は、我が国の漁船をこの海域に入らない様にし、中国漁船だけが「操業」し、その中国漁船に中国公船が「立入検査」を行い、実効支配の既成事実を積み上げている状態です。 本来なら、4月25日に沖ノ鳥島沖の排他的経済水域(EEZ)内で台湾の漁船を拿捕した様に、接続水域はおろか、EEZに入ってきた時点で、この中国漁船230隻全てに立入検査を行い、無許可操業の疑いがあれば拿捕しなければなりません。 「中国を刺激する」「中国の反発必至」という意味不明の理由で法に基づく対処を避けてきた事が、何の効果もないどころか、事態を悪化させ続けている事を理解すべきです。 — 《尖閣の接続水域に中国海警局6隻と中国漁船230隻来襲! 外務省の金杉アジア大洋州局長「緊張をさらに高めるエスカレーションだ」》 2016.08.06 産経新聞 日本の外務省は6日午前、沖縄県・尖閣諸島周辺の接続水域に中国海警局の船6隻とその周辺に中国漁船約230隻を確認したとして、中国側に抗議したと発表した。 外務省によると、接続水域に入った中国海警局の船のうち、3隻はその外観から武器を搭載していると分析している。 金杉憲治アジア大洋州局長が在日中国大使館の公使に対し「緊張をさらに高める一方的な情勢のエスカレーションで、決して受け入れられない」と抗議した。 沖縄県・尖閣諸島周辺の接続水域を航行する中国海警局の船=6日午前(第11管区海上保安本部提供) http://www.sankei.com/politics/news/160806/plt1608060017-n1.html https://www.facebook.com/koichiro.yoshida.jp/photos/a.188901204610757/623009054533301/?type=3
08/05/2016 12:48:52 PM
北朝鮮の核搭載原潜保有。日本にとっても深刻な事態です。 — 《金正恩氏が着々と戦略型原子力潜水艦を建造していた!? 新浦港に専用施設も 韓国「悪夢だ…」》 2016.08.06 産経新聞 ミサイル発射を繰り返す北朝鮮が最近、原子力潜水艦のための軍事施設の造成を始めたことが明らかになった。北朝鮮は、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の試射も盛んに行い、原子力潜水艦を建造中との情報もある。原潜に弾道ミサイルを搭載して日本海を潜水すれば探知はほぼ不可能、日米韓への脅威は極度に上がる。国際包囲網のなかで軍事力誇示を繰り返す金正恩氏の核戦略の青写真がみえてきた格好だ。韓国では米韓同盟に基づき、米空母や原子力潜水艦などの朝鮮半島配備待望論が高まっている。 ■ 日本海沿岸、新浦に原潜用の海軍基地建設か 北朝鮮の東海岸、咸鏡北道・新浦港に新たな軍事施設が建設中であることが分かった。英国の軍事専門誌「ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー」が7月22日報じたところでは、新浦港の南に新しい軍事施設が建設中であることが衛星写真などから判明し、これが開発中の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)搭載の新型潜水艦(3000トン級)の拠点となるとみられるという。 現在、北朝鮮の潜水艦は大型のものでロメオ級(76・6メートル、1859トン)だが、複数のSLBMを搭載するに3000トン級が望ましい。新浦港の新しい施設は3000級が停泊可能な規模だ。 これに関連して韓国紙、中央日報(7月26日付)は、北朝鮮の内部情報筋の話として「北朝鮮は現在、3500トン級の原子力潜水艦2隻を建造中で、近いうちに進水できる状況」と報じた。北朝鮮が保有するロメオ級潜水艦は1950年代の旧ロシア製を元に北朝鮮が製造したものだが、ディーゼルエンジンで最大潜行時間は1日程度。同紙によると、原潜保有は金正恩氏の「目下、最大の関心事」という。 北朝鮮は昨年からたびたび、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の発射実験を行っている。北朝鮮のSLBMは「北極星1号」と呼ばれるが、旧ソ連が開発した潜水艦発射ミサイル「R-27」(1962年開発、1968年配備)を元に作られており、射程は2200-4000キロとされる。北朝鮮は1990年代に入手、「R-27」を元にSLBMだけでなく、中距離弾道ミサイル「ムスダン」を作った。 SLBMは今年4月の試射で点火に成功、7月9日の試射で噴出にも成功しており完成間近とみられている。北朝鮮の原子力潜水艦保有は旧ソ連製などの改造説が高い。北朝鮮の原潜保有への動きは、10年以上前から情報レベルでささやかれてかれてきた。ここにきて、港湾施設、開発、ミサイル…と準備情報が出そろった。北朝鮮の原潜が核弾頭付きのSLAMを搭載して長期間、潜行した場合は軍事衛星でも捉えるのが困難だ。 ■ 北朝鮮のSLAM完成まで「あと2-3年」、緊張する韓国 今年に入って核実験、連射するミサイル発射など北朝鮮の挑発が続く中で韓国では、米原子力空母「ジョージ・ワシントン」の朝鮮半島配備や米原潜の巡回、米グアム・アンダーソン空軍基地に待機する戦略爆撃機B52の在韓米軍配備などを求める声が出ている。 実際、核実験後の李淳鎮・合同参謀本部議長とスカパロッティ・在韓米軍司令官の協議では、在韓米軍の米原潜配備なども含まれていたもようだ。米韓でこうした議論が本格的に始まったのは昨夏から。金正恩体制の挑発がエスカレート、北朝鮮が準戦時体制を宣言するたび、米韓は米の核戦略資産の韓国配備で対抗してきたが、挑発が常態化してきており、これに対抗する必要が出てきている。 韓国が特に神経をとがらせているのが北朝鮮の潜水艦の動きだ。北朝鮮が原潜の完成に至らなくても、潜水艦発射弾道ミサイル(SLAM)が完成までには「あと2-3年」と見積もられている。北朝鮮を隠密裏に出航したSLAM搭載の潜水艦を探知するのは難しい。 北朝鮮の潜水艦による奇襲への米韓軍の対応は(1)韓国軍潜水艦や米第7艦隊の原潜による、北朝鮮潜水艦の出航直後からの追跡、探知(2)韓国海軍のP3C哨戒機や米韓のイージス艦による追跡・探知(3)北朝鮮が奇襲をかけてきた場合は、米イージス艦のレーダー探知や迎撃-などだが、潜水艦による奇襲への対応は極めて困難とされる。 北朝鮮が弾道ミサイルを搭載した原子力潜水艦を保有するという「悪夢のような事態」(軍事専門家)は、北朝鮮の核弾頭小型化と同様、朝鮮半島を中心に東アジアおよびアジア太平洋地域の安全保障環境を激変させることになる。北朝鮮のSLBM問題は、すでに昨年からアジア安全保障会議(シャングリラ対話)では米韓、日米韓防衛相会談で取り上げられているが、共同対応の具体案は途についたばかりだ。(産経新聞編集局編集委員) 写真:朝鮮中央通信が4月24日報じた、北朝鮮による潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の試験発射(朝鮮中央通信=共同) http://www.sankei.com/premium/news/160806/prm1608060011-n1.html https://www.facebook.com/koichiro.yoshida.jp/photos/a.188901204610757/622816477885892/?type=3