中野区は、都内で唯一、平成10年から今まで出生率ワースト5に入り続けた自治体

《中野区は、都内で唯一、平成10年から今まで出生率ワースト5に入り続けた自治体》

今年は平成30年ですから、平成29年の「市区町村別にみた合計特殊出生率」が集計中です。

厚労省は5年毎に「市区町村別にみた合計特殊出生率」を発表していますが、平成25年~29年の数値は、まだ公表されていません。

そこで、最新の数値は平成20年~24年となります。

平成20年~24年の市区町村別にみた合計特殊出生率の下位10位

1 京都府 京都市 東山区 0.77
2 東京都 豊島区     0.81
3 大阪府 豊能郡 豊能町 0.82
4 東京都 中野区     0.85
5 東京都 新宿区     0.85

6 東京都 目黒区     0.86
7 福岡県 福岡市 中央区 0.87
8 東京都 渋谷区     0.87
9 北海道 札幌市 中央区 0.90
10 大阪府 大阪市 浪速区 0.90

平成15年~19年の市区町村別にみた合計特殊出生率の下位10位

1 東京都 目黒区     0.74
2 京都府 京都市 東山区 0.75
3 東京都 中野区     0.75
4 東京都 渋谷区     0.75
5 福岡県 福岡市     0.75

6 東京都 新宿区     0.76
7 東京都 杉並区     0.78
8 大阪府 豊能郡 豊能町 0.78
9 東京都 文京区     0.80
10 東京都 武蔵野市    0.81

平成10年~15年の市区町村別にみた合計特殊出生率の下位10位

1 東京都 渋谷区     0.75
2 東京都 目黒区     0.76
3 東京都 中野区     0.77
4 東京都 杉並区     0.77
5 京都府 京都市 東山区 0.79

6 東京都 世田谷区    0.82
7 福岡県 福岡市 中央区 0.82
8 東京都 新宿区     0.82
9 東京都 豊島区     0.83
10 東京都 文京区     0.84

我が国の最大の問題が出生率の低下である事が、漸く国全体の問題として認識が高まってきましたが、中野区は最悪の区政を続けている事が、数字に表れています。

人口が維持されるのに必要な合計特殊出生率は 2.07~2.08(両親二人から二人程度の子供が生まれる)とされていますが、近年の我が国の出生率は 1.3~1.4 程度であり、急速な人口減少に向かっています。

中野区政には、これまでの延長線上ではない、抜本的な育児支援政策が必要だと考えています。

私は、都議時代から主張してきた「育児手当」の導入を、中野区独自ででも実施すべきだと考えています。

これまで中野区で、「育児手当の導入」を主張した政治家や区政関係者はいませんでしたが、私は、この様な考え方で区長選に臨みます。