中国共産党政府、新疆ウイグル族「自治区」でウイグル語教材を禁止。(ウイグル語使用禁止は2014年から)

中共、新疆ウイグル族「自治区」でウイグル語教材を禁止。授業でのウイグル語使用禁止は2014年から。

中共に支配されても、終戦まで朝鮮語教育を残した我が国や、沖縄の返還前に日本語による教育を認めた米国と同じ様に優しく統治すると思ったら大間違いです。

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《中国当局、新疆でウイグル語教材を使用禁止 人権活動家「洗脳のため」と批判》
2017.10.24 大紀元

中国当局は新疆ウイグル自治区のウイグル族住民に対する文化・教育の統制を強めている。同自治区教育当局はこのほど、自治区内の学校で使われる教科書について、ウイグル語やカザフ語の使用を禁止し、中国語のみ使用と限定した。人権活動家の胡佳氏は大紀元の取材に応じ、当局はウイグル族の人々の思想を完全にコントロールするため、その文化を徹底的に破壊しようとしている、と非難した。

新疆ウイグル自治区教育庁は今月上旬『少数民族文字の副教材の選択・使用工作に関する通知』を自治区内の各学校に通達した。教育当局は自治区内すべての学校で、ウイグル語やカザフ語で書かれている「国語」副教材の使用を全面禁止した。また、現在使っているウイグル語の副教材をすべて封にして保管するよう要求した。

教育庁当局は2014年、各学校に対して授業でウイグル語の使用を禁止し、中国語に切り替えるよう指示した。

これに対してウイグル族の住民は中国語教育によって、自らの文化や歴史など民族のアイデンティティが失われてしまうと危機感を抱いている。

ある住民は米ラジオ・フリー・アジアに対して、「当局がこの数年間に、少数民族の学校を漢民族の学校と合併したため、数学や物理と科学の授業は全部中国語で行われている。今やウイグル語を使った国語の授業もだめになった」と嘆いた。

中国民族区域自治法の下で、少数民族の言語・文字・風習が保障されているため、この住民は当局の措置が「全く法に従っていない」と批判した。「当局は少数民族の漢民族化によって、われわれ民族の文化を滅ぼそうとしている」

「ある民族を消滅させようと思うなら、その民族の信仰を奪い、その民族の言語と文字を除去すればよい」こう話したのは人権活動家の胡佳氏だ。

中国当局がウイグル族住民に対して、保育園から中国語教育を行っている現状について、胡佳氏は「今後の洗脳教育のためだ」と批判した。

ウイグル族の若い世代の母語を中国語に変えれば、「若者の思想をコントロールすることができる」と胡氏が分析。そのため、当局にとって教育現場での中国語教育は非常に重要だという。

(以下略)

http://www.epochtimes.jp/2017/10/29079.html