各会計決算特別委員会 (歩道のセミフラット化について)

平成21(2009)年10月19日

各会計決算特別委員会

〇吉田委員
 最後に、また、既存の道路における歩道のセミフラット化、この問題についてお伺いいたします。
 これも昨年の事務事業などでもお聞きしてきたことですが、今後高齢化が進んで、高齢者がふえていくことなどを考えていくと、新設の道路だけでなく、既存の道路においても歩道のセミフラット化、これを進めていただくことが大事じゃないか、このようにご質問申し上げ、これをやっていく、路面補修工事に合わせてセミフラット化を進めていきます、こういうご答弁をいただいたところであります。
 そこで、平成二十年度、既存の道路の歩道のセミフラット化、どれぐらい進めていただいたのか、実績をお伺いします。


〇藤江道路保全担当部長
 既存道路のセミフラット化についてでございますが、都は、路面補修工事に合わせて歩道の段差や勾配の改善を実施しており、沿道利用など、地域の状況に応じまして、車道との高低差が少なく、すりつけ勾配が緩やかになるセミフラット形式を進めております。
 平成二十年度は、約四キロメートルでセミフラット化を実施いたしました。
 今後とも、沿道住民の方々の理解と協力を得て、安全で快適な歩行空間の確保に取り組んでまいります。


〇吉田委員
 ありがとうございます。
 今後、いろいろ社会が成熟し、複雑になっていく中で、道路や河川、あるいは公園など、東京のインフラに求められる機能は本当に多種多様で、建設局にはご苦労をおかけしますけれども、引き続きさまざまな東京のニーズにこたえながら、安全で住みやすい、そして環境にも配慮された使いやすい東京都の基盤整備に努めていただくように改めてお願いして、質問を終わります。